2017 Fiscal Year Annual Research Report
A cross-sectional longitudinal study on drawing and development of infants
Project/Area Number |
26350938
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Research Institution | Jumonji University |
Principal Investigator |
平田 智久 十文字学園女子大学, 人間生活学部, 講師 (30238365)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 乳幼児の描画 / 描画発達 / 描画特性 / スクリプル / WEB検索 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は平成28年度より「乳幼児の描画発達の横断的縦断的研究」というテーマのもと実際の子ども達の描画作品を収集し、作品の特性や子どもの情報をPCに入力し保存しデータ化を進めてきた。その結果データ数は67,000以上になっている。そのデータを乳幼児の描画発達を今日的な視点での検証を行うこと、そのデータを共有しさまざまな視座からの考査統合し乳幼児の発達や特性を見出すためのWEBを活用した研究方法の開発が主目的である。その源となる乳幼児の描画と描画の様々なデータをつなぎ合わせ検索可能にするシステム=J-Imagerの確認作業で欠損データの存在が明らかになり、その修復に時間を要した。 そうした状況の中ではあるが、乳幼児の描画発達の実態とその研究情報の歴史的・今日の情報の一つとして本研究の「J-Imagerを活用した今日の描画発達やその特性から見えてくる乳幼児の育ちへのアプローチ」について提案するとともに、実践という現場だからこそ研究し、実際の子供に適した保育のために必要な実践方法を試みることこそ今日的な保育の実現に必要であること、また研究者や養成課程にかかわる立場にも理論として定着していることも現実の子ども達の実態に即した理論として現場との連携が必要であることを提案し、教育観を共有できる人との出会いを多く体験した。以下その提案を行った主な場所である。我孫子市私立保育園連絡協議会(H29/6) 幼児造形教育研究会夏の研修大会(H29/8) さいたま市子ども未来局・保育園職員研修(H29/9) 厚木市民間保育会研修会(H29/11) 学芸大学こども未来研究所・美術教育セミナー(H30/1) 美術科教育学会滋賀大会(H30/3)
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