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2016 Fiscal Year Research-status Report

経験と感性の継承―技法書データベースの構築

Research Project

Project/Area Number 26370127
Research InstitutionTokyo National University of Fine Arts and Music

Principal Investigator

染谷 香理  東京藝術大学, 大学院美術研究科, 助手 (90572579)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2018-03-31
Keywords技法書 / 日本画 / データベース
Outline of Annual Research Achievements

本年度は前年度までに行っていたデータベース登録のための校正作業と分類をすすめ、数篇の技法書の登録を新たに行った。新規登録作業と平行して、これまでに登録や検索を行っていく上で修正の必要が生じた箇所や、今後の文献の登録件数増加に対応するため、データベースの改変を行った。主な改変は次の通りである。
(1)修正、削除画面の追加…検索結果の本文および書誌情報の両方に修正・削除画面を追加し、登録ミスなどの修正を可能にした。(2)And検索 Or検索…「フリーワード検索」で and 検索と or 検索を行えるようにした。(3)検索結果の改変…①指定件数ごとに表示を可能にし、さらに「詳細を見る」のボタンを作成した。②これまで検索結果に対しラジオボタンで選択を行っていたが、チェックボックスに変更し複数を比較できるようにした。(4)カテゴリー検索の検索結果の改変…カテゴリー検索後の検索結果に「発行日」のほかに「書名」「筆者」を表示。(フリーワード検索と同じにする。) (5)詳細検索画面の追加…これまで簡易検索しか行うことができなかったが、検索窓の右にリンクを用意し、詳細検索を可能にした。(6)出版年の重複を許可…出版年が重複してもいいように修正した。
また、前年度に作成した『(資料)日本画技法書便覧(江戸中期~幕末篇)』に、翻刻した技法書の本文を追加した翻刻集の作成および、実技的な見地からサンプルの作成を行った。江戸期の技法書は翻刻され出版されたものが少数であったが、本研究で12篇の翻刻および校正を行い、江戸中期~幕末の技法書の大まかな流れや全容を把握することができた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

ハードディスクの破損のため、データを紛失し、作業に遅れが生じた。データ復旧業者等に、復旧を依頼したが、重大な物理的破損が生じているため、復旧が不可能であった。バックアップデータが分散しているため、それらを収集し整理するのに時間がかかっており、作成予定であった翻刻集の印刷および、データベースへの登録が一部できなかった。

Strategy for Future Research Activity

本年度は前年度に作成した翻刻集の作成を進める。ハードディスクの破損により、全データを紛失してしまったが、紙媒体でプリントアウトしたものが保管してあるため、それらのOCRでの読み込みおよび技法書の画像データの整理等を行う予定である。

Causes of Carryover

技法書の翻刻集作成のための費用を確保していたが、印刷会社に依頼する直前にハードディスク内のデータ全てを失ってしまい、復旧も不可能であったため、年度内の作成を断念し、次年度使用額が生じた。

Expenditure Plan for Carryover Budget

喪失したデータがそれぞれの文献ごとに分散された状態でバックアップされているか、あるいは紙媒体で残されているため、新たに整理・データの回収を行い、前年度に印刷できなかった翻刻集の印刷を行う。

Research Products

(1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks] 技法材料データベースβ版

    • URL

      http://hiden.geidai.ac.jp/

URL: 

Published: 2018-01-16  

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