2017 Fiscal Year Annual Research Report
Studies on Pedagogical English Grammar for High School and University Students Based on Recent English Grammatical Studies
Project/Area Number |
26370583
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Research Institution | Kansai Gaidai University |
Principal Investigator |
岡田 伸夫 関西外国語大学, 英語キャリア学部, 教授 (20093346)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 学習英文法 / 英語学研究の応用 / 英文法教育 / 外国語としての英語教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度に実施した研究の成果の概要は次の通りである。 「学習英文法の内容の改善をめざして」という論文を『英語教育徹底リフレッシュ』(開拓社)で、「学習英文法の研究とその英語教育への応用」という共著論文をJACET Kansai Journal, 20で発表した。The Japan News(読売新聞社発行英字新聞)で英語学習者向けの英文法解説記事を10件、『英語教育』(大修館書店発行月刊誌)で英語教員向けの英文法解説記事を9件発表した。大学英語教育学会授業学(関西)研究会で「場面・文脈を利用して文法を指導する」という講演を、岐阜県英語の教え方研究会で「学習英文法の内容と指導法の改善のために」という講演を行った。大学英語教育学会英語教育セミナー「授業学を生かす英語教育イノベーション」で「Content-basedの英語教育の中での文法指導の在り方」を発表した。関西外国語大学大学院公開講座「英語教員のための夏期リフレッシャーコース」で「場面・文脈利用の文法指導」という講義を行うとともに、公開講座に参加された現職英語教員に英文法指導の実態に関するアンケート調査を行った。西オーストラリア大学英語教育センターで外国人留学生のための英語授業を観察し、センター教員に日本人学習者の英文法の間違いとその原因についてのプレゼンテーションを行った。科研費補助期間中に発表した論文等を収録した研究成果報告書を発行し、他の研究者に送付した。 科研費補助期間中に実施した研究の成果の概要は以下の通りである。 近年の英語学研究の成果を参照し、現行の学習英文法の不備や欠陥を明らかにし、現行の学習英文法のどこをどう変えると日本人高校生・大学生にふさわしい学習英文法ができるかについて考察を深めるとともに、日本人高校生・大学生に英文法を説明するための構文、談話等の用例を多数収集した。
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Research Products
(24 results)