2017 Fiscal Year Annual Research Report
A Quantitative Analysis of Exemplary Journalistic and Academic Compositions: Tips for Enhancing EFL Learners Writing Skills
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26370653
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Research Institution | Gunma National College of Technology |
Principal Investigator |
伊藤 文彦 群馬工業高等専門学校, 一般教科人文, 准教授 (50413745)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 計量分析 / 英作文 / Writing / Nikkei / Vocabulary / T-unit |
Outline of Annual Research Achievements |
週刊英字新聞The Nikkei Weeklyの社説記事(日本経済新聞社発行)の計量分析について、学会で発表した。本研究で算出した数値に誤りがないかどうかを検証する確認作業や統語分類の解釈などに予想以上の時間を要したため、本研究課題の成果発表が予定より遅れてしまった。しかし、確認や分類に時間をかけた分、丁寧な調査を行うことができた。そして、学術誌の査読を通過することもできた。 本研究では朝日新聞社説やTOEFL英作文の計量研究も含まれている。ともに調査の9割程度まで終了しているのだが、研究成果をより価値あるものとするために、今年度発表した研究をさらに一歩進めた上で成果発表したいと考えている。この付与的な研究を含めることにより、効果的な英語小論文教授法の発案が可能となる。 朝日新聞社説を使用した調査については語彙の質的研究を加え、量的のみならず質的にも分析された研究を行う。TOEFL英作文を使った研究においては、日本人高校生・大学生が執筆する英作文と模範英作文であるTOEFL英作文の違いを比較した研究をさらにつけ加える予定である。時間が許す場合にはジャーナリスティック・イングリッシュとアカデミック・イングリッシュの相違点に関する発表も行う。本研究企画課題すべての最終的な知見を研究最終年までに学術論文という形で集約することはできなかったが、そう遠くはない時期に全調査の成果発表を終わらせる予定である。そして、効果的な英語小論文教授法を発案したい。
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Research Products
(2 results)