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2014 Fiscal Year Research-status Report

クラウドとデジタルタブレット端末を利用した遠隔地における英語・国際理解教育支援

Research Project

Project/Area Number 26370671
Research InstitutionSapporo International University

Principal Investigator

川名 典人  札幌国際大学, 観光学部, 教授 (50295929)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywords英語 / 教育工学
Outline of Annual Research Achievements

2014年は学習環境整備を行った。8月21日に研究の対象となっている留寿都中学校で担当者と研究の概要、スケジュール等の調整を行った。また、事前に購入済みのタブレット端末10台を使用し、9月11日には本学の外国語教育センターと留寿都中学校の間でWiFiを利用した遠隔授業を行った。その間に通信環境(映像、音声等)の不具合やカメラの表示方法を調整した。10月9日には留寿都中学校で英語・異文化理解:ロシアの文化&アメリカを知るというテーマで授業を行った。この授業への参加者は2年生14名であった。また、授業担当者とALT1名も学習支援で参加した。10月15日には対象となる14名に対してレベルテストを実施した。テストの内容はヒアリングを含む総合問題であった。11月28日に2回目の遠隔授業を行った。15分という短い時間であったが、事前に内容やWiFi環境を調整していたため満足できるパフォーマンスであった。2回の遠隔授業で本格的運用の準備が整った。12月15日には11月に完成した「観光英語」デジタル教材の配付をネットで行った。今後この形式で留寿都地域の観光情報に関するデジタルパンフレットや教材作成を行う予定である。
中学校での英語・異文化理解授業・遠隔授業と並行して、教育支援をサポートするためのコミュニティサイトの構築を行った。2014年度は①WiFi環境の整備②使用機材等の確認③クラウドでのコミュニティサイトの構築④タブレットを利用した遠隔授業の開始⑤デジタル教材の開発であったが、その目的は達成されたと考えている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

2014年度は、①WiFi環境の整備 ②使用機材等の確認 ③クラウドでのコミュニティサイトの構築 ④タブレットを利用した遠隔授業の開始 ⑤デジタル教材の開発であったが、その目的は達成されたと考えている。

Strategy for Future Research Activity

2014年度では予定していた内容はほぼ達成したが、遠隔授業や英語・異文化理解授業でのスケジュール調整で難しい場面があった。また、現地での写真投稿・コメント記入でも予定より回数が少なかった。これらの点を改善して、本格的な授業展開と学習支援の研究を行いたい。

  • Research Products

    (2 results)

All 2014

All Journal Article (1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] LMSと連携するデジタル教科書に関する考察―本当にインタラクティブなデジタル教科書がもたらす可能性2014

    • Author(s)
      曽我聡起 中原敬広 川名典人
    • Journal Title

      Computer & Education

      Volume: 36 Pages: 18 24

  • [Presentation] 本当にインタラクティブなデジタル教科書の試作2014

    • Author(s)
      中原敬広 曽我聡起 川名典人  三谷正信 中村泰之
    • Organizer
      2014 PC Conference
    • Place of Presentation
      札幌学院大学
    • Year and Date
      2014-08-08 – 2014-08-10

URL: 

Published: 2016-05-27  

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