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2015 Fiscal Year Research-status Report

経済成長と外交:アジアとアフリカのケース・スタディ

Research Project

Project/Area Number 26380328
Research InstitutionMusashi University

Principal Investigator

東郷 賢  武蔵大学, 経済学部, 教授 (30308019)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2017-03-31
Keywords経済成長 / 外交 / アジア経済
Outline of Annual Research Achievements

2015年度は大きく分けて以下の内容の研究実績をあげた。(1)米国公文書館に行き、新たな資料の発掘を行った。(2)ベトナム戦争と日本経済の成長に関する論文を英訳しDiscussion paperの形で発行した。(3)引き続き資料収集およびその分析を行った。
以下、その内容を解説する。(1)として、8月15日から23日まで米国メリーランド州の公文書館に出張し、米国の外交政策とアジア経済に関連する資料収集を行った。その結果、重要な公文書を入手することが出来た。(詳細なリストは論文にて発表する予定。)(2)として、2015年12月に“Vietnam War and East Asian Economic Growth,” Musashi University Discussion Paper No.82(December 2015)を発表し、ベトナム戦争が東アジアの経済に対し、大きな需要を喚起したことを示した。また、その中で韓国経済が積極的にベトナム特需を利用してきた事実を示した。このペーパーは2016年2月にSocial Science Research Network (SSRN)のネットサイト上にアップし、世界中の人が読める状態になっている。2016年5月13日現在で48件の閲覧記録となっている。(3) 洋書5冊、和書13冊の入手のほか、他大学図書館所有の資料などの複写を入手し、その内容の把握を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

2014年度に学長補佐を勤めていたため、その1年間は学内行政で時間がとれず予定されていたフィリピン、インドネシア、米国の出張に行けなかった。2015年度はシンガポール、モーリシャスの出張が予定されていたが、2014年度に予定されていた米国公文書館への出張を優先したため、他の4カ国への出張はまだ実現できていない。

Strategy for Future Research Activity

2016年度は出来るだけ2014年度の遅れを取り戻すべく、以下の出張を計画している。次年度使用額はそれらの出張旅費として使用する計画である。具体的には、以下の出張を計画。

(1)夏季休暇:フィリピン、インドネシア、シンガポール、タイへの出張
(2)春季休暇:モーリシャス、米国への出張

学期中は収集した資料の分析に努める。

Causes of Carryover

2014年度に学長補佐を勤めていたため、その1年間は学内行政で時間がとれず予定されていたフィリピン、インドネシア、米国の出張に行けなかった。2015年度はシンガポール、モーリシャスの出張が予定されていたが、2014年度に予定されていた米国公文書館への出張を優先したため、他の4カ国への出張はまだ実現できていない。

Expenditure Plan for Carryover Budget

2016年度は出来るだけ2014年度の遅れを取り戻すべく以下の出張を計画している。次年度使用額はそれらの出張旅費として使用する計画である。具体的には、以下の出張を計画。(1)夏季休暇:フィリピン、インドネシア、シンガポール、タイへの出張、(2)春季休暇:モーリシャス、米国への出張。学期中は収集した資料の分析に努める。

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Published: 2017-01-06   Modified: 2017-03-16  

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