2016 Fiscal Year Research-status Report
経済成長と外交:アジアとアフリカのケース・スタディ
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26380328
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Research Institution | Musashi University |
Principal Investigator |
東郷 賢 武蔵大学, 経済学部, 教授 (30308019)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 経済成長 / 外交 / アジア経済 |
Outline of Annual Research Achievements |
交付申請時には平成28年度に先進国の外交政策だけでなく自国の外交政策も重要であったと考えられるタイの研究を行うこととしていたが、平成26年度及び平成27年度における所属機関での公務により、研究の遅れが生じていた。そのため、平成27年度終了後、研究計画を見直し、フィリピン、インドネシア、シンガポール、タイへの出張、及びモーリシャス、米国への出張と資料分析を平成28年度に予定していた。 しかしながら、所属学部で新カリキュラムの検討を開始することが決まり、平成28年度は教務委員長を務めていたことから、公務の負担が急増し、予定していた出張に行くことができず、また、論文執筆の時間も取ることができなかった。そのため、平成28年度は既に収集済みの資料(図書、他大学図書館所有の資料、現地調査で収集済みの公文書)の分析および整理を行い、平成29年度の研究に向けて準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
所属学部で新カリキュラムの検討を開始することが決まり、学部教務委員長として各学科、各コースとの会議、学部教授会における説明、およびそれら会議のための検討資料作成などの職務が急増したため。
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Strategy for Future Research Activity |
補助事業期間延長承認申請書はすでに提出し、研究期間の1年延長が認められたので、平成29年度には海外出張または代替手段(資料調査など)により、いままでの遅れを取り戻し、当初の研究目的を達成したい。
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Causes of Carryover |
校務の負担が急増し、研究に十分な時間を割けず、予定していた出張や資料収集を実施できなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
補助事業期間延長承認申請書をすでに提出し承認を受けているので、海外出張または代替手段(資料調査など)による研究の費用として使用する計画である。
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