2016 Fiscal Year Annual Research Report
An comparative study on the support function of the Circle of Friends for persons with intellectual disability
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26380818
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Research Institution | Mimasaka University |
Principal Investigator |
渡辺 勧持 美作大学, 付置研究所, 研究員 (00090423)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
薬師寺 明子 美作大学, 生活科学部, 准教授 (10412230)
島田 博祐 明星大学, 教育学部, 教授 (40280812)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | サークル・オブ・フレンズ / ダイレクト・ペイメント / 支援ブローカー / 本人を中心とした支援 / In Control / 知的障害者 |
Outline of Annual Research Achievements |
知的障害者のダイレクト・ペイメント制度(以下DPと略記)を広げるには、サークル・オブ・フレンズのような地域社会の人々が参画する支援の輪が必要である。これを推進するのは、ソーシャルワーカー(以下SWと略記)であるが、英国では支援ブローカーもこの役割を行うようになり、全国協会も設立された。今年度は、国およびロンドン支部の責任者および保健省がDPを推進する団体の中心的な役割をしている In Controlの研究責任者に面接を行い、現在の支援ブローカーの実態を調査した。 1.英国支援ブローカーとの面接。(1)英国支援ブローカー協会会長 Liz Leach と面接した。知的障害者の地域参加を進めるため、地域社会の人々からの支援を推進するべきSWへの予算が縮小し、またケアマネージメント制度による業務の増大もあり、本来の役割が十分に行えていない。そのため、支援ブローカーが増えているがその資質には格差がある。(2)支援ブローカーの訓練プログラムを計画、実施しているロンドン支援ブローカー協会会長 Andrew Carpenter(本人自身も高機能自閉症で政府の当事者政策を考える委員の一人である)と面接した。例えば、下水が詰まったときに多くの人が自分で直す。それと同じように、障害者が困ったときにも地域の人の支援を受けて当事者が対応できるし、その方が専門家依存ではない活動を地域社会で展開できる。そうした狙いで支援ブローカーは支援活動を行っており、その活動は、SWとは別に今後も必要である。 2.「In Control」 研究主幹John Waters と面接した。DPの実際の生活の質に与える影響をPOETによる調査で進めている。概ね、多くの生活領域でよくなったという方向に向かっている。多くの地方自治体がPOETの調査に協力するようになっているので今後、英国全体の現状と今後の方向性が見えるだろう。
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Research Products
(4 results)