2016 Fiscal Year Annual Research Report
Impairments in social bonding by PTSD
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26461734
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
三井 真一 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (20295661)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 麻衣子 (池澤麻衣子) 群馬大学, 大学院保健学研究科, 助教 (50701322)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 恐怖記憶 / プレリーハタネズミ / social buffering |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度までに、SPS処置を行うとオスのプレリーハタネズミは同居したメスとつがい形成を行えないことを明らかにした。 今年度は既にメスとつがいを形成しているオスに対してSPS処置を行い、SPS処置がつがいを破綻させるか、および、つがい形成が恐怖記憶に及ぼ影響について検討を行った。 SPS処置が一度形成されたつがいに及ぼす影響については2回の独立した実験の結果が相反するものであり、結論づけることができなかった。また、オス同士で飼育したプレリーハタネズミはSPS処置を施すと文脈的恐怖条件付けが成立したが、つがい形成を行ったオスのプレリーハタネズミはSPS処置後でも恐怖条件付けが成立せず、つがい形成はsocial buffering効果を有することが示唆された。従来のsocial bufferingはストレス付与時に同種他個体の存在が必要であるが、我々の結果ではつがい形成を行うのみでストレス付与時の同種他個体の存在が必要ない点でユニークである。
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Research Products
(6 results)
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[Journal Article] A single prolonged stress paradigm produces enduring impairments in social bonding in monogamous prairie voles.2016
Author(s)
1.Arai, A., Hirota, Y., Miyase, N., Miyata, S., Young, L. J., Osako, Y., Yuri, K., *Mitsui, S.
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Journal Title
Behavioural Brain Research
Volume: 315
Pages: 83-93
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research / Acknowledgement Compliant
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