2017 Fiscal Year Annual Research Report
Current Trends of Music and Cultural Policies Surrounding Support for Arts and Culture Education Act and Artist Welfare Act in South Korea
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26503007
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| Research Institution | Shimane University |
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Principal Investigator |
藤井 浩基 島根大学, 教育学部, 教授 (50322219)
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2014-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | 文化芸術教育支援法 / 芸術家福祉法 / 韓国 / 音楽教育 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は繰越により研究期間を延長した。当初の研究期間で収集した資料の整理や翻訳，解題，成果公開及びその準備等がおもな作業であった。
文化芸術教育支援法は，2017年3月に一部改正・実施されたことから，改正点の分析とそれらの趣旨や背景の把握，検討等を行った。また，2018年1月には文化体育観光部から新たに「文化芸術教育の５ヶ年総合計画」（2018-2022）の発表があったため，その内容の把握，確認を行った。韓国では，2017年3月に朴槿恵前大統領が弾劾によって罷免され政権が交代した。この一連の動きが文化芸術政策にも少なからず影響を及ぼしているが，複雑な政治的背景，経緯があり，慎重な分析が必要である。
成果公開については，平成29年8月5日（土）に埼玉大学で開催された音楽学習学会平成29年度年次大会において，「現代韓国における芸術文化政策と音楽教育の動態－文化芸術教育支援法と芸術家福祉法をめぐって－」とのタイトルで発表を予定し，プログラムにも組まれていた。しかし，台風5号接近の影響で移動が不可能となり，やむなく発表を辞退した。同年12月8日（金）には，韓国教員大学校芸術教育研究所より「2017年韓国教員大学校外国学者招請学術セミナー」に招聘され，"The Relationship of music education between South Korea and Japan"とのタイトルで講演を行った。この中で，日本からみた韓国の文化芸術教育支援法や芸術家福祉法の特色や示唆について言及した。
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