2015 Fiscal Year Research-status Report
人文系データベース構築事例データベースとポータルサイトの構築
Project/Area Number |
26540177
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Research Institution | Tezukayama University |
Principal Investigator |
川口 洋 帝塚山大学, 文学部, 教授 (80224749)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
出田 和久 奈良女子大学, 研究院人文科学系, 教授 (40128335)
加藤 常員 大阪電気通信大学, 情報通信工学部, 准教授 (50202015)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 人文系データベース / メタデータ / データ表現 / ポータルサイト / アンケート |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、人文系データベースの構築事例を収集して、多様な資史料をデータ表現しているメタデータの共通点を抽出することにある。人文系データベース構築事例ポータルサイトと同データベースを構築してインターネット上に公開するとともに、Webアプリケーションを用いて収集する人文系データベース構築事例に関するアンケート調査にもとづいて、メタデータの特徴を分析する。平成27年度には次の点について研究開発を進めた。 1.モニターから聴取した意見をフィードバックして、人文系データベース構築事例ポータルサイトを改良した。本ポータルサイトを用いて、NDC分類による簡易検索画面、またはキーワード入力、NDC細分類、NDL資源タイプ、およびデータソースによる詳細検索画面から検索条件を入力すると、検索条件を満たすデータベースのタイトルがリストアップされれ、個別データベースのタイトルをクリックすると、33項目のデータベース概要とURLが表示される。 2.関連学協会に協力依頼して、アンケート調査の規模を拡大した。本ポータルサイトには、国立国会図書館からD-NAVIデータの提供を受け、平成28年3月末の時点で、約22,300件の人文系データベース構築事例が登録されている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通り、モニターの意見を反映して、平成26年度に構築した人文系データベース構築事例ポータルサイトと人文系データベース構築事例に関するアンケート回答者用Webアプリケーションを改良した。さらに、隣接分野の関連学会などに協力依頼して、アンケート調査の規模拡大を図った。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度には、人文系データベース構築事例データベースの検索表示システムを構築する計画である。また、関連学会に協力依頼して、アンケート調査の規模を拡大する。
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Causes of Carryover |
平成26年に構築・公開、平成27年に改良した人文系データベース構築事例に関するアンケート回答システムを用いて収集するアンケートの集積を待ち、人文系データベース構築事例データベースを構築する方針に変更した。そのため、研究費の一部を平成28年度に持ち越す。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
人文系データベース構築事例に関するアンケートがある程度集積される平成28年度に、データ表現分析用の人文系データベース構築事例データベースを構築する。
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Remarks |
平成26・27年度に開発した人文系データベース構築事例のポータルサイト、人文系データベース構築事例に関するアンケート回答者用Webアプリケーション、および管理者用Webアプリケーションを公開している。
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Research Products
(1 results)