2015 Fiscal Year Annual Research Report
ミトコンドリア品質管理に関連した分泌型microRNAの探索と機能解析
Project/Area Number |
26670374
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Research Institution | Department of Clinical Research, National Hospital Organization Tokushima National Hospital |
Principal Investigator |
三ツ井 貴夫 独立行政法人国立病院機構徳島病院(臨床研究部), その他部局等, その他 (80294726)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川村 和之 独立行政法人国立病院機構徳島病院(臨床研究部), その他部局等, その他 (10450959)
黒田 由紀子 独立行政法人国立病院機構徳島病院(臨床研究部), その他部局等, 研究員 (70398014)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | パーキン / miRNA |
Outline of Annual Research Achievements |
近年、パーキンがミトコンドリアのオートファジー(ミトファジー)に中心的な働きをすることで、ミトコンドリアの品質管理をになっていることが注目されている。また、パーキンは癌抑制遺伝子であるp53遺伝子のプロモーター領域に結合し、その発現を調節していること、その作用はパーキンのE3とは無関係であること、p53は増殖抑制作用を有する特定のmicroRNAの成熟過程を促進することが報告されている。本研究では、ミトファジーやアポトーシスの際にmicroRNAの細胞内分布がどのように変化するのか、さらに分泌型microRNAが変化するか否かをそれぞれ検討した。まず、我々はDrosha複合体パーキンとの関連を免疫沈降法で検討した。その結果、驚くべきことに、ミトコンドリア分画においてもDrosha蛋白が検出された。さらに、パーキンに結合したDroshaが核分画およびミトコンドリア分画で検出された。この結果は、ミトコンドリアにおいてもpri-microRNAが存在し、Droshaの関与したmiicroRNAプロセッシングが起こっている可能性を示唆された。さらに、パーキンはDrosha複合体に結合し、核のみならずミトコンドリアにおいても、そのプロセッシングを担っている可能性を示すものであった。さらに我々はミトコンドリアおよび核分画においてパーキンに結合しているmicroRNAのクローニングを開始した。その中で、最も恒常的にパーキンと結合していたのはmiR-132であった。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] A homozygous mutation of VWA3B causes cerebellar ataxia with intellectual disability2015
Author(s)
Kawarai T, Tajima A, Kuroda Y, Saji N, Orlacchio A, Terasawa H, Shimizu H, Kita Y, Izumi Y, Mitsui T, Imoto I, Kaji R
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Journal Title
J Neurol Neurosurg Psychiatry
Volume: 8
Pages: 309828
Peer Reviewed
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