2017 Fiscal Year Annual Research Report
Cohort study of pediatric moyamoya disease focusing on factors associated with social outcome and quality of life after pediatric patients reach adulthood
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26861147
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
舟木 健史 京都大学, 医学研究科, 助教 (70555094)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | moyamoya disease |
Outline of Annual Research Achievements |
小児もやもや病における社会的予後に関して、当初の予定を若干変更して、以下の点を明らかにする研究を行っている:(1)古典的認知・社会認知の障害特性について、神経心理学的検査や画像検査に基づいて類型化する、(2) 前頭葉または側頭葉の特定の領域の血流低下と認知機能障害との関連の有無を明らかにする、(3) 前大脳動脈領域への追加血行再建や患児認知特性に基づいた作業療法等の診療実態を明らかにし前大脳動脈領域の血流増加を目指した血行再建方針が認知処理機能改善に有効かどうかを検証する。これらの研究については、まだ研究結果が出ていないものもあり今後も継続予定であるが、(3)の研究成果の一部については、既に邦文雑誌に投稿している。また、小児もやもや病における長期予後に関する総説論文を作成し、英文雑誌に受理されている。
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Research Products
(1 results)