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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Development of an Assessment Tool to Evaluate the Implementation Status of Passive Smoking Prevention Measures in Restaurants

Research Project

Project/Area Number 26861992
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

馬醫 世志子  大阪大学, 医学系研究科, 招へい研究員 (10458474)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2019-03-31
Keywords受動喫煙 / 分煙 / 飲食店 / 評価項目
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、受動喫煙を望まない飲食店利用者が安心して飲食店を選択できるよう、飲食店の受動喫煙防止対策実施状況を細かく評価できる評価ツールの開発を目的とした研究である。
初めに、関連法規や先行研究、都道府県が行っている受動喫煙防止対策に関する実態調査等を参考に評価項目を検討した。次に作成した評価表を用いて、実地調査とインタビュー調査を実施し、ユーザビリティ―の検討を行った結果、測定機器を用いた評価は飲食店側の負担が大きく、簡易に評価できる評価ツールを目指すという点からこの項目を削除し、代替となる評価項目を追加して評価表を作成した。最終的な主な評価項目は、<灰皿やタバコの自動販売機に関する項目>が4項目、<タバコ臭と空気の流れに関する項目>が11項目、<分煙方法に関する項目>が9項目、<店内構造に関する項目>が4項目である。
その後、当初予定していた測定機器の実地調査が必要でなくなったことから、オンラインアンケート形式での評価の可能性を検討するため、Web上で飲食店責任者927名を対象に質問紙調査を行った。作成した評価項目に加え、その評価項目に影響を与えると考えられる回答者の性別、年齢、職業、将来望むタバコ環境、望むタバコ規制、タバコ環境表示についての思い、店主・従業員の勤務先での喫煙状況等も調査した。その結果、回答数が少なかった曜日分煙・時間分煙の曜日・時間の入力や、空気の流れは質問紙調査で評価する場合、質問方法に改善の余地があると考えられたが、概ね、オンラインアンケート形式での評価は可能と考えられた。
受動喫煙防止対策実施状況の表示方法については、研究開始当初、評価結果を点数化し、合計得点から受動喫煙防止対策実施状況をピクトグラムで表現することを検討していたが、各評価項目の適切な重み付けには時間を要するため、店舗のタバコ環境を図式化し、公表することとした。

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Published: 2019-12-27  

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