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1985 Fiscal Year Annual Research Report

胎内および胎外chronic preparationによる胎児生理の總合的研究

Research Project

Project/Area Number 59440069
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

水野 正彦  東京大学, 医, 教授 (10010175)

Keywords胎児生理 / 胎外哺育 / エクモ / 人工肺 / 人工子宮
Research Abstract

今年度も、前年度に引き続き、人工羊水槽を用いた胎外哺育装置の開発改良を行い、同時に胎児生理に関する研究を行った。
1.胎外哺育装置の開発改良
ヤギ胎仔に頭(ザーネン種)の胎外哺育を行った。昨年度は最長哺育時間は40時間であったが、今年度は更に長時間の哺育が可能となり4頭は100時間を超えて哺育された。 しかし、血液凝固能調節、全身浮腫発生の予防、徐々に進行する心不全への対処など従来からの問題点が残されており、新たに、体外循環流回路に透析回路を併設した。その結果、従来は必発であった全身浮腫発生の予防は可能となった。血液凝固能調節は、ヘパリンの持続点滴をACT(activated coagulation time)を示標として行うことにより略々安定して行うことができるようになった。長期生存例で徐々に進行する心不全に対する対策は今後の問題として残されている。
2.胎児生理に関する研究
(1) 胎児神経系の発達
胎仔脳波を記録し、光及び音刺激に対する反応を検策した。いずれの刺激に対しても、胎令120日以降の胎仔では反応が記録され 胎児期に既に、視覚・聴覚がある程度発達していることが明らかとなった。
(2) 胎動の循環機能に及ぼす影響
胎動に伴う胎仔血圧の上昇が観察され、心拍数の変化と共に解析中である。
(3) その他
胎児腎機能の発達過程に関する研究を開始した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 国際産婦人科連合世界大会. (1985)

URL: 

Published: 1988-11-09   Modified: 2016-04-21  

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