1988 Fiscal Year Annual Research Report
高等教育における教職員開発(スタッフ・デベロップメント)に関する国際比較的研究
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62410005
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
関 正夫 広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (60034328)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金子 元久 広島大学, 大学教育研究センター, 助教授 (10185936)
馬越 徹 名古屋大学, 教育学部, 助教授 (60000030)
有本 章 広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (00030437)
喜多村 和之 広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (30034664)
江淵 一公 広島大学, 大学教育研究センター, 教授 (60036845)
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Keywords | スタッフ・デべロップメント / ファカルティ・デべロップメント / カリキュラム / ティーチング / 大学教育の評価 / 教育改革の方法 |
Research Abstract |
本年度は本研究課題の第2年目に当たるが、この一年間における研究進展状況を役割分担別に記せば、以下の通りである。 1.国際比較ー日本班:わが国大学におけるSD活動の現状と今後の動向に関する情報収集のため、資料調査・訪問調査を実施した。さらにアンケート調査実施のための質問項目の検討および予備調査も実施した。 2.国際比較ー欧米班:アメリカ・ヨーロッパ諸国の高等教育におけるSD活動に関して情報収集・資料調査を実施した。特にアメリカに関しては訪問調査をおこなった。 3.国際比較ーアジア班:中国・韓国・アセアン諸国の大学におけるSD活動に関して情報収集・資料調査をおこなった。特に中国に関しては、専門家からSD活動の現状についての情報を得た。 4.基礎的研究ー大学教育の評価方法班:SD活動を関連の深い領域である大学教育の評価方法について、日本および欧米の現状に関する情報収集をおこなった。 5.基礎的研究ーカリキュラムとティーチング班:SD活動と密接な関連を持った領域であるカリキュラムとティーチングに関して、日米の情報を収集した。特に日本に関しては、昨年度収集した個別大学・短大の関連資料を整理・分析している。 6.総合的検討ー国内からSD活動に関する専門家を招き、研究会を開催するとともに、当センターと訪問した国外の研究者にインタビュー調査を実施し、各国のSD活動の状況や参考文献に関して情報を得た。以上の過程で収集された情報は、さらに全体研究会によって討論・分析され、最終年度にあたる来年度にむけて、研究成果の総括がすすめられつつある。その成果の一部は著書「日本の大学教育改革」および訳書「アメリカの大学・カレッジ」等として公表された。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 関正夫: 広島大学・大学教育研究センター『大学論集』. 18集. 1-26 (1989)
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[Publications] 喜多村和之: 広島大学・大学教育研究センター『大学論集』. 18集. 49-69 (1989)
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[Publications] 関正夫: "日本の大学教育改革" 玉川大学出版部, 1-246 (1988)
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[Publications] アーネスト・L・ボイヤー: "アメリカの大学・カレッジ" リクルート出版, 1-363 (1988)