1989 Fiscal Year Annual Research Report
「多国籍企業デ-タベ-ス」のための各種統計書の入力システムの開発研究
Project/Area Number |
63830003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
定道 宏 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (40031843)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
関口 秀子 神戸大学, 経済経営研究所, 助手 (70031391)
片野 彦二 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (60031382)
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Keywords | 機械入力システム / スキャナ- / 有価証券報告書 / SNA年報 |
Research Abstract |
統計書より手作業でデ-タを入力するのではなく、必要なペ-ジのコピ-をとり、適切な大きさに拡大または縮小し、そのままスキャナ-に読み込ませて機械入力させる。これが、DISCOVER 7320による機械入力である。現在のところ、この方法で入力できる文字は、英字、数字、記号、特殊文字に限られ、漢字及び仮名などの日本文字は対象外である。統計書に特有な記号、誤読しがちな文字などは、ユ-ザ-定義の辞書を整備することによって、機械読みとりの精度を高めることができる。昨年度は、種々の実験を行い、主として、ユ-ザ-定義レキシコン機能の充実をはかった。 本年度は、このユ-ザ-定義レキシコン機能を用いて、種々の統計書の読みとりシステムの開発を行った。特に、有価証券報告書、SNA年報の各表の自動読みとりシステムの開発を行った。単にデ-タを機械読みとりするのではなく、正しく読みとられているか否かを検証するチェックサムを、縦計、横計など統計表り書式に則して自動的に行うようにした。また、SNA統計書のデ-タの読みとりには、正常コピ-によるサイズでは、文字のパタ-ン判別に予想外の時間がかかり、しかも誤読も多いことがわかり、適切な拡大コピ-にして入力する方が効率的であることがわかった。しかし、誤読の度合いはあまり改善されなかった。これは、拡大前の文字のサイズが小さすぎて判別し難い(0と6と9、5とS、3と8、2と?など)ことに起因している。
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Research Products
(1 results)