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1990 Fiscal Year Annual Research Report

低温性メタン生成菌探索のための微量バイオガス発生量微分自記記録装置の開発

Research Project

Project/Area Number 63850123
Research InstitutionHokkaido University

Principal Investigator

井上 雄三  北海道大学, 工学部, 助手 (10109481)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田中 重信  工業技術院, 北海道工業開発試験所, 主任研究官
Keywords微量バイオガス発生量微分自記記録装置 / 低温性メタン生成菌 / 低温消化 / スクリ-ニング / 集積培養 / 微生物探索装置
Research Abstract

微量バイオガス発生量微分自記記録装置の開発については、感度計測および測定精度を計測した後、中温メタン生成菌を用いた培養の安定性並びに微分曲線の精度について検討を行った。その結果、当初の設計目標を十分満足することが一部のデ-タから定性的に示された。しかし、感度計測実験を行っている最中に、本計測装置の中枢部であるマイクロコンピュ-タのCPUが、原因不明の暴走を起こしたため本装置の能力を明確に決定できるに至らなかった。本計測装置の原因究明と故障部分の修復を行おうとしたが、非常に困難なことがわかり、新しいシステムをくむ必要があることが判明した。そこで、平成2年12月から新しいシステム(ハ-ドを含め)作りを行った結果、平成3年5月までに完成の見通しが立った。新しい計測システムは専用のマイクロコンピュ-タを使用するのではなく、汎用のパ-ソナルコンピュ-タを使用することとなった。
一方、採取されたサンプルは、メタン生成菌用の培地を用いて集積培養され、低温性メタン生成菌かどうか試験、スクリ-ニングが行われた。スクリ-ニングされたメタン生成菌の増殖温度性が測定さた結果、それらは低温性メタン生成菌と結論づけるまでには至っていないものの、明らかに中温性メタン生成菌の増殖温度特性とは異なることが判明し、低温性メタン生成菌の可能性が高いことが予想されるに至った。

URL: 

Published: 1993-08-11   Modified: 2016-04-21  

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