2015 Fiscal Year Annual Research Report
擬似細胞アレイチップを利用した膜タンパク質の動的構造計測技術の開発
Publicly Offered Research
Project Area | Novel measurement techniques for visualizing 'live' protein molecules at work |
Project/Area Number |
15H01632
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
渡邉 力也 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30540108)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 擬似細胞アレイ / MEMS / 膜タンパク質 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、擬似細胞アレイチップを作成し、擬似細胞環境下での膜タンパク質の構造変化計測を行う。具体的には、呼吸鎖を形成するF型ATP合成酵素を測定対象とし、その生理条件下での回転運動を擬似細胞アレイチップを利用して解析する。昨年度は、高密度脂質膜アレイをに細胞を融合させた擬似細胞アレイチップのプロトタイプの開発に成功し、F型ATP合成酵素の機能解析から擬似細胞環境がチップ上に再現されていることを確認した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
昨年度の目標であった擬似細胞アレイチップの新規開発および評価を完了させることができたため。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は、昨年度新規開発した擬似細胞アレイチップを利用した膜タンパク質の動的構造変化計測を行う。
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Research Products
(10 results)