2012 Fiscal Year Annual Research Report
東アジア諸都市におけるサブカルチャーの生産・流通・受容と若者の心理
Publicly Offered Research
Project Area | Comparative Research on Major Regional Powers in Eurasia |
Project/Area Number |
23101701
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
千野 拓政 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (50216561)
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Project Period (FY) |
2011-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 各国文学・文学論 / 東アジア / 中国文学 / サブカルチャー / 若者の感性 / 国際研究者交流(中国、台湾、香港、シンガポール) / 国際情報交換(中国、台湾、香港、シンガポール) |
Outline of Annual Research Achievements |
2012年度は、前年度に引き続き、北京、上海、香港、台北、シンガポールで高校生を対象にアンケート調査、インタビューを進めるとともに、サブカルチャーに関する資料を収集し、あわせてこれまでの研究成果を逐次公表した。 調査に関しては、各地の協力者に、高校生対象のアンケート、インタビューをお願いしたほか、千野自身が4月16~18日、7月3~6日、9月17~20日、11月27~29日に上海へ、7月1~3日、11月25~27日に北京へ出張し、アンケート調査、インタビューを行った。香港、台湾、シンガポールでの調査は、現地協力者の都合で年度内に終了することができず、その後も引き続き継続している。 資料の袖手に関しては、北京、上海で千野が漫画、アニメーション、ライトノベル、BLに関する同人雑誌および商業誌、単行本を収集した。現在も継続して収集を進めている。 成果の公表に関しては、これまでの調査と2012年度の調査をもとに以下の口頭発表を行った。6月30日に天津の南開大学で開催された国際学術討論会「亜州経験与文化研究的多元範式」における基調報告「東亜諸都市的亜文化与青少年的心理―動漫、軽小説、cosplay以及村上春樹―」。7月2日に南開大学日語系で行った講演「從北斎到宮崎駿」。11月26日に北京大学で行った講演「総体戦体制与中国現当代文化」。12月9日に早稲田大学で開かれた東アジア人文学フォーラムにおける学術報告「東アジア諸都市のサブカルチャーと若者のこころ」。2013年3月12日、に上海大学で行った講演「角色与交往:東亜諸城市的青年文化与青少年的心理―動漫、軽小説、cosplay以及村上春樹―」。 上記研究の最終的な報告として、早稲田大学総合人科学センターの電子ジャーナルRILASに論文を執筆予定であるほか、勉誠出版から単行本にまとめて出版する予定である。
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Research Progress Status |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)