研究課題/領域番号 |
22530737
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
花田 里欧子 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (10418585)
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研究分担者 |
入野 俊夫 和歌山大学, システム工学部, 教授 (20346331)
古山 宣洋 国立情報学研究所, 准教授 (20333544)
井上 雅史 山形大学, 大学院・理工学研究科, 助教 (50390597)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 臨床心理学 / 聴覚・音声学 / 認知科学 / 情報学 / 傾聴 / 対話齟齬 / 音声とうなずき / 短期療法/家族療法/ブリーフセラピー / うなずき / 短期療法/家族療法/ブリーフセラピー / 短期療法/家族療法 |
研究概要 |
臨床心理面接では、セラピスト(Th)の介入の意図がまったく伝わらず、クライアント(Cl)は介入があったことさえ気づかないことや、意図は伝わっても受け入れられなかったり抵抗されたりすることがある。このようなTh の介入意図とCl の受け止めとのあいだで生じる認識のズレ(以下「齟齬」)はいかに生じ、解消するのか?本研究は「聴く」という観点から音声とうなずきに関する定量的な観測データをもとに解明した。具体的には、 (1)Th とCl が齟齬を経験しながらも、お互いの発話をどのようにうまく聴き合いながら、対話を達成しているのかを明らかにした。 (2)Th とCl が経験するこの齟齬を解消するために、Th が効果的に運用し得る知識(たとえば、声の出し方やあいづちの打ち方)を提供した。
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