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検索結果: 16件 / 研究者番号: 10570129

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  • 1. 境界領域のガラス玉-日本ガラス史構築に向けての基礎的研究-

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分03060:文化財科学関連
    研究機関 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
    研究代表者

    田村 朋美 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 主任研究員

    研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31交付
    キーワード 北海道 / 続縄文文化 / ガラス玉 / 材質分析 / 境界領域 / 南西諸島 / 化学分析
    研究開始時の研究の概要 日本列島では11世紀後半にガラスの生産と流通が復興する。12世紀には北海道や南西諸島といった「日本国」の境界領域にもガラス玉が流入する。しかし、これらの地域で流通したガラス玉の種類や変遷については不明な点が多い。本研究では、「境界領域」におけるガラス玉について、化学組成とその時期変遷を明らかにし、同 ...
    研究実績の概要 本研究課題の初年度である令和5年度は、北海道の続縄文文化期(一部、オホーツク文化期を含む)におけるガラス小玉の基礎ガラス材質の変遷について新たなデータを加えつつまとめた。その結果、オホーツク文化にあたる礼文島の香深井5遺跡と続縄文文化の遺跡から出土したガラス小玉に連続性が認められ、続縄文文化からオホ ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (3件 うち査読あり 1件)   学会発表 (7件)
  • 2. 草原地帯における輸送動物出現とモニュメント築造からみた社会複雑化研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(A)

    審査区分 中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
    研究機関 埼玉大学
    研究代表者

    中村 大介 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2022-04-01 – 2027-03-31交付
    キーワード 草原地帯 / 青銅器-鉄器時代 / 戦車 / 騎馬 / モニュメント / 輸送動物 / モンゴル高原 / アファナシェヴォ文化 / ヘレクスル / 牽引動物 / 青銅器
    研究開始時の研究の概要 大規模モニュメントは農耕社会の進展に伴って現れることが多いが、ユーラシア草原地帯でも青銅器時代から移動性牧畜民によって築造されるようになる。そこで、本研究は草原地帯のモニュメント築造展開及び社会変化に関して、動物利用による輸送能力向上が果たした役割を示し、非農耕社会の社会複雑化を構造的に解明すること ...
    研究実績の概要 本年度は、モンゴル高原の地理的環境と地域性の把握を目的として、青銅器時代のモニュメントの分布及び、それ以降のモニュメントの変遷に関する基礎的な分析を行った。まず、モンゴル高原で中核的地域とされる中西部のアルハンガイ県を中心に青銅器時代からウイグル時代までのモニュメント、土城の踏査を行った。この地域で ...
    現在までの達成度 (区分) 1: 当初の計画以上に進展している
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (5件 うちオープンアクセス 1件)   学会発表 (5件 うち国際学会 2件)
  • 3. 深層学習を用いた画像診断による玉類の産地同定の簡易化研究

    研究課題

    研究種目

    挑戦的研究(萌芽)

    審査区分 中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
    研究機関 埼玉大学
    研究代表者

    中村 大介 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2025-03-31交付
    キーワード 深層学習 / ガラス / 石製玉類 / 日本 / 韓国 / モンゴル / ヒスイ / 碧玉 / 化学組成 / 産地推定 / 玉類 / 考古資料 / 画像診断
    研究開始時の研究の概要 本研究では、ガラスや鉱物で製作された玉類の深層学習を用いた画像診断による簡易の色調、鉱物、産地の同定システムの構築を行う。異なる分析方法の成果を結合しつつ、表面情報(画像情報)を補い、深層学習によって同定システムの精度向上を試みる。最終的には同定プログラムをオンラインで公開し、他の研究者に利用しても ...
    研究実績の概要 2023年度は、これまで収集したヒスイの岩石学的分析を分担者の飯塚義之氏に依頼し、その内容を整理した。代表者らが行っていた蛍光X線分析においても日本で産出するヒスイにはナトリウム(Na)が含まれてない一群があり、軟玉(Nephrite)が混じっていることが確認されていたが、この回の分析で岩石学的に明 ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (3件)   雑誌論文 (14件 うち国際共著 4件、オープンアクセス 3件、査読あり 3件)   学会発表 (8件 うち国際学会 3件)
  • 4. 璽印・ガラス・鉄器からみた西暦1~3世紀日本列島・東アジアの広域交流の重層性

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分03050:考古学関連
    研究機関 明治大学
    研究代表者

    石川 日出志 明治大学, 文学部, 専任教授

    研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31完了
    キーワード 璽印 / ガラス / 鉄器 / 西暦1~3世紀 / 日本列島 / 東アジア / 広域交流 / 西暦1~3世紀
    研究開始時の研究の概要 西暦1~3世紀(弥生時代後期)は,日本列島の倭人社会が東アジアの歴史世界の中枢に直接関与し始める段階にあたる。列島各地の農耕社会が,1世紀のしぼみ現象を経て,2世紀には地域間の広域交流が顕著となり,次の古墳時代社会形成への道筋が急速に整備された。
    研究成果の概要 本研究は、璽印・ガラス・鉄器からみた西暦1~3世紀日本列島・東アジアの広域交流を重層的に描き出すものである。璽印は、漢魏晋代に各王朝から周辺諸族に対して称号とともに政策的に授与された外交を実証する文物である。ここでは亀鈕・駝鈕・蛇鈕を型式学的に分析することにより、前漢末から後漢初期に王朝内の官僚制度 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (15件 うち国際共著 3件、オープンアクセス 3件、査読あり 3件)   学会発表 (4件 うち招待講演 2件)   図書 (2件)   学会・シンポジウム開催 (3件)
  • 5. 東アジア出土の植物灰ガラスは西アジア産か?-ガラス交易路解明に向けての基礎研究-

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分03060:文化財科学関連
    研究機関 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
    研究代表者

    田村 朋美 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 主任研究員

    研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31完了
    キーワード ガラス / 植物灰 / Sr同位体比 / 中央アジア / 西アジア / 植物灰ガラス / 同位体比 / 玉 / 産地 / 微量成分 / 同位体比分析 / 微量成分分析
    研究開始時の研究の概要 日本列島では5世紀後半に西方起源と考えられる植物灰ガラスが突如出現し、6世紀にかけて大量に流通した。この時流入した植物灰ガラスは極めて多く、それまで流通の中心であったインド~東南アジア産のガラスに匹敵する。すなわち、日本列島への植物灰ガラスの大量流入は、交易ルートの中心が海路から陸路へ転換したことを ...
    研究成果の概要 本研究は、日本出土の植物灰ガラスの起源について分析化学的手法から明らかにしようとするものである。日本出土の植物灰ガラスのうち、化学組成から西アジア産と推定されたものについては、西アジアで出土する植物灰ガラスや原料植物と類似のSr同位体比を持ち、西アジア産の可能性が高まった。一方、それ以外のものについ ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (11件 うち査読あり 3件)   学会発表 (22件 うち国際学会 6件、招待講演 9件)   図書 (1件)
  • 6. 玉類の流通からみた威信財システム脱却過程に関する考古科学的研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分03050:考古学関連
    研究機関 奈良女子大学
    研究代表者

    大賀 克彦 奈良女子大学, 大和・紀伊半島学研究所, 特任講師

    研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31完了
    キーワード 玉類 / 流通 / 威信財システム / 国家システム / 古墳 / 玉 / 鉛同位体比 / 厚葬墓
    研究成果の概要 墳墓に副葬された玉類を中心として、古墳時代後期から古代までの変遷過程や地域性の実態を調査した。その結果、古墳時代後期~終末期には非常に多様な玉類の流通が活性化することが判明した。当該期における玉類の流通は地域性が顕著で、盛行時期に跛行性が認められるとともに、群集墳の築造状況とも相関する。特に、王権が ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち査読あり 1件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (3件 うち招待講演 1件)   図書 (2件)
  • 7. 松帆銅鐸発見を契機とする銅鐸論の再構築

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分03050:考古学関連
    研究機関 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
    研究代表者

    難波 洋三 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 客員研究員

    研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31完了
    キーワード 銅鐸 / 銅舌 / 多数埋納 / 同笵 / 松帆銅鐸 / 鉛同位体比分析 / ICP分析 / 銅鏡 / ICP分析 / 弥生時代 / 成分分析 / 埋納 / 松帆遺跡 / 東海派 / 千石コレクション / 青銅器 / 鉛同位体比 / 東奈良遺跡 / 持田古墳 / 鋳造欠陥 / 古地形復原
    研究成果の概要 松帆銅鐸の正報告書である『松帆銅鐸調査報告書Ⅰ』と『松帆銅鐸調査報告書Ⅱ』の刊行に貢献し、松帆銅鐸と舌に関する客観的で精度の高い情報を公表できた。また、銅鐸と舌に付着していた植物の14C年代測定によって、古式の銅鐸は弥生時代中期末以前に埋納された可能性が高まったが、これを踏まえて銅鐸の埋納論の再検討 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (41件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 2件)   学会発表 (19件 うち国際学会 1件、招待講演 17件)   図書 (1件)
  • 8. 初期遊牧社会における社会複雑化とユーラシア東西交易路の復元に関する包括的研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    審査区分 小区分03050:考古学関連
    研究機関 埼玉大学
    研究代表者

    中村 大介 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 準教授

    研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31完了
    キーワード 遊牧民 / モンゴル高原 / 青銅器-鉄器時代 / 交易網 / モンゴル / 交易 / 青銅器時代 / 匈奴時代 / ユーラシア / 東西交易 / 青銅器・鉄器時代 / 匈奴 / ガラス / 墓制 / 草原地帯 / 理化学的分析
    研究成果の概要 本研究では草原地帯東部を中心に移動性牧畜民及び遊牧民の社会複雑化について、交易網の展開と墓制の変化から検討を行った。その結果、モンゴル高原北部ではアルタイ山脈を越える東西経路が前1100年には形成される一方、ミヌシンスク盆地から長城地帯につながる南北経路も開拓されることがわかった。この交易網が匈奴時 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (6件)   雑誌論文 (19件 うち国際共著 6件、オープンアクセス 6件、査読あり 3件)   学会発表 (33件 うち国際学会 18件、招待講演 3件)   図書 (2件)   学会・シンポジウム開催 (1件)
  • 9. Sr同位体比分析による日本出土「ナトロンガラス」の産地に関する考古科学的研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 文化財科学・博物館学
    研究機関 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
    研究代表者

    田村 朋美 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 主任研究員

    研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31完了
    キーワード ストロンチウム / 同位体比 / ナトロンガラス / 産地推定 / Sr同位体比 / 産地 / Nd同位体比 / 鉛同位体比 / カリガラス / 同位体分析 / 古代ガラス
    研究成果の概要 古代ガラスにはSrが100~500 ppm含まれ、地中海世界の出土品を中心にSr同位体比による産地推定が行われている。本研究では、日本出土のガラス製遺物のSr同位体比分析を実施し、生産地の特定を試みた。特に、地中海周辺地域で生産された可能性の高い「ナトロンガラス」(Group SI)と、主要成分はナ ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (10件 うち国際共著 1件、査読あり 3件、オープンアクセス 2件)   学会発表 (27件 うち国際学会 10件、招待講演 6件)   図書 (2件)   学会・シンポジウム開催 (1件)
  • 10. 玉類の生産および流通と社会変化の因果関係に関する考古科学的研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 考古学
    研究機関 奈良女子大学
    研究代表者

    大賀 克彦 奈良女子大学, 大和・紀伊半島学研究所 古代学・聖地学研究センター, 特任講師

    研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31完了
    キーワード 玉 / 流通 / 厚葬墓 / 威信財 / 玉類 / 材質 / 編年 / 社会変化
    研究成果の概要 弥生時代後期から古墳時代前期の玉類について観察を行い、生産地や製作時期に関するデータを収集した。ガラス製の玉類に関しては、重要な資料を選択して、蛍光X線分析法による材質の調査を行った。その結果、これまであまりデータが得られていなかった弥生時代のソーダガラスに関して、豊富なデータを追加できた。また、材 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (8件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 2件、謝辞記載あり 1件)   学会発表 (6件 うち国際学会 2件、招待講演 2件)
  • 11. 中国黄河流域におけるトルコ石製品の生産と流通

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 考古学
    研究機関 金沢大学
    研究代表者

    秦 小麗 金沢大学, 国際文化資源学研究センター, 特任准教授

    研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31完了
    キーワード トルコ石製品 / 東西交流史 / 黄河流域 / 中国初期国家 / 象嵌技術 / 粘着材 / 生産と流通 / 儀礼システム / 地域間交流 / 中国初期国家形成 / 粘着剤 / トルコ石産地と生産技術 / トルコ石使用と流通 / 共伴遺物 / 海生貝とマノウ / 東西文化交流 / 王権の成立期 / 地域間動態
    研究成果の概要 中国の新石器時代後期から初期国家形成期において、黄河流域の広範囲に分布するトルコ石製品とその象嵌技術は、黄河上流域の西北地区と深く関わる遺物と技術である。西北地域の馬家窯文化において大量のトルコ石とともに粘着剤を使った象嵌技術が出現すると、トルコ石の利用に大きな変革がみられる。初期国家期の二里頭遺跡 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (2件)   雑誌論文 (9件 うち査読あり 7件、オープンアクセス 6件、謝辞記載あり 3件)   学会発表 (13件 うち国際学会 12件、招待講演 2件)   図書 (5件)   備考 (1件)
  • 12. 楽浪郡存続期における鉄器と玉類の流通網及び技術移転に関する包括的研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 考古学
    研究機関 埼玉大学
    研究代表者

    中村 大介 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授

    研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31完了
    キーワード 楽浪郡 / 漢 / 交易 / 鉄器 / ガラス / 装身具 / 匈奴 / 漢帝国 / 楽浪 / 流通網
    研究成果の概要 楽浪郡成立前後における東北アジアの流通網の変化と器物製作の技術移転に関して、考古学的、理学的分析から検討を行った。その結果、次のような事実を明らかにした。まず、楽浪郡が交易の結節点になり、東北アジアにインド・東南アジアのガラスを朝鮮半島南部や日本列島にもたらした。次に、漢は楽浪郡を通じて日本列島の倭 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (6件)   雑誌論文 (20件 うちオープンアクセス 8件、査読あり 4件、謝辞記載あり 7件)   学会発表 (22件 うち国際学会 9件、招待講演 5件)
  • 13. 物質文化と精神文化の交流と断絶からみた、海峡を繋ぐ「北の内海世界」の総合的研究

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 日本史
    研究機関 法政大学
    研究代表者

    小口 雅史 法政大学, 文学部, 教授

    研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31完了
    キーワード 物質文化 / 精神文化 / ガラス玉 / 北の環日本海世界 / 北東アジア交流史 / 日本北方史 / 北の内海世界 / 精神文化と物質文化
    研究成果の概要 北方世界においては、擦文文化期以前(およそ10世紀以前)、土器・須恵器などの物質文化と、ガラス玉に代表される精神文化との間で、交易と交流の実相がかなり異なることが明らかになってきた。 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (2件)   雑誌論文 (77件 うち査読あり 21件、オープンアクセス 24件、謝辞記載あり 1件)   学会発表 (60件 うち国際学会 23件、招待講演 29件)   図書 (8件)   備考 (2件)   学会・シンポジウム開催 (1件)
  • 14. 東アジアにおける「西のガラス」の流通からみた古代の物流に関する考古科学的研究

    研究課題

    研究種目

    若手研究(A)

    研究分野 文化財科学・博物館学
    研究機関 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所
    研究代表者

    田村 朋美 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 研究員

    研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31完了
    キーワード 考古科学 / ナトロンガラス / 植物灰ガラス / 化学組成 / 製作技法 / 東西交易 / 産地推定 / 古代ガラス / 材質構造調査 / ガラス / 化学分析
    研究成果の概要 本研究は、化学分析を通して、日本列島の遺跡から出土する「西のガラス」の生産地を推定することで、古代の交易ルートの解明と時期変遷を明らかにすることを目的としたものである。 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (11件 うち査読あり 5件、謝辞記載あり 1件)   学会発表 (20件 うち国際学会 4件、招待講演 4件)   図書 (1件)
  • 15. 東アジアにおけるインド・パシフィックビーズの材質と流通に関する科学的研究

    研究課題

    研究種目

    若手研究(B)

    研究分野 文化財科学
    研究機関 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 (2010-2011)
    独立行政法人国立文化財機構・奈良文化財研究所 (2012)
    研究代表者

    田村 朋美 独立行政法人国立文化財機構・奈良文化財研究所, 埋蔵文化財センター, 研究員

    研究期間 (年度) 2010 – 2012完了
    キーワード インド・パシフィックビーズ / 化学組成 / 着色剤 / 非破壊分析 / 歴史的変遷 / 東アジア / 非破壊元素測定 / 関東・東北 / 高アルミナソーダ石灰ガラス / 時期変化 / アリカメドゥ / 中国・近畿・東海 / 古墳時代中期 / 金層ガラス / ローマガラス / 北部九州 / カリガラス / ソーダ石灰ガラス / 弥生時代
    研究概要 日本で出土するインド・パシフィックビーズは色調によって出現時期が異なり、弥生時代と古墳時代の両時期に出現するのは、黄緑色、赤褐色、淡紺色など一部の色調に限られる。本研究で、これまで分析事例の少なかった弥生時代のインド・パシフィックビーズの分析を進めた結果、黄緑色と赤褐色のものは、弥生時代と古墳時代で ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (15件 うち査読あり 2件)   学会発表 (6件)   図書 (1件)
  • 16. 古活字版成立に関する総合的研究-仁和寺所蔵古活字を中心にして-

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 日本文学
    研究機関 関西外国語大学
    研究代表者

    村上 明子 関西外国語大学, 国際言語学部, 教授

    研究期間 (年度) 2007 – 2008完了
    キーワード 仁和寺所蔵古活字 / 心蓮院版倭玉篇 / 慶長古活字 / 古活字版印刷 / 勅版 / 寺院出版 / 東アジアのメディア / 近世東アジア史 / 古活字版 / 近世文学
    研究概要 仁和寺所蔵古活字の種類と総数、特質について報告し、心蓮院版「倭玉篇」の2種3版における使用状況を明白にした。また、活字の現状から心蓮院版が量産されなかったことを確認し、当時の貴族階級にとって学術・文芸が門外不出の貴重な文化資本であったように、古活字印刷も南蛮や中国・朝鮮イメージと象徴的に結びついた事 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (2件 うち査読あり 1件)   学会発表 (1件)   図書 (4件)

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