研究課題/領域番号 |
17K02918
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 京都外国語短期大学 |
研究代表者 |
安木 真一 京都外国語短期大学, キャリア英語科, 教授 (70637991)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | スローラーナー / つまずき / 文法 / 単語の音韻化 / 動機付け / スピーキング / 指導法 / ICT / ユニバーサルデザイン / 文法指導 / 文字と音声の一致 / 音読から表現活動 / マルチメディア / 発問 / 高校英語教育 / 文法(語順・後置修飾) / 動機づけ / スピーキング(自己表現) / フレーズ音読 / 実践的英語指導法 / 教材開発 / 実践的指導法 |
研究成果の概要 |
本研究の目的はスローラーナーを支援するための実践的英語指導法を確立させ、教材を開発し、公開講座等の場を設けることで中高の現場にそれらを発信することである。そのために英語学習の各段階において生徒がどのようにしてつまずくかを様々な角度から分析し、そのつまずきを克服する方法を高等学校教員の協力を得て検討し、実践研究をしていただいた。つまずきをいくつかの段階に分けそのつまずきを克服するための指導法を開発し、振り返りを行った。実践と研究の成果は、最終発表会と社会貢献講演会で発表し中学、高等学校の現場に発信した。更に研究内容を収録したDVDを作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は従来の研究にはない視点による研究を行なった点にある。第1に研究成果としてスローラーナーのつまずきを各段階に分け、段階毎の指導法を提示した。第2に研究者と高等学校の現場の実践者が長期間にわたり、定期的に議論し、授業改善や指導法の開発を行い、問題点を振り返り、分析しながら発展させてきた。研究者と実践者が手をアクション・リサーチを行なうという研究スタイルを確立した。第3にスローラーナーの定義を「初期段階からつまずいている学習者も視野に入れるが、様々な学力レベルの高校で、集団の中で英語学習につまずいている生徒を想定」とし、どの集団にもスローラーナーはいるという視点を提供した。
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