研究課題
基盤研究(C)
本来4年間の計画であったが、幸いにも最終年度前年度応募により新たな課題が採択されたため、3年間で課題が終了した。ただ、その3年目がコロナ禍の直撃を受けたため、当初予定していた研究を公表する場が失われた。このため、研究成果としては査読付き一本と順調とはいえない結果に終わった。ただし、新課題の一年目にいくらかの研究成果を公表できているので、今後の研究にはつながった3年であった。
会計学
公表できた研究成果である"WHY DOES HEADQUARTERS VOLUNTARILY TRANSFER ITS BARGAINING POWER TO BUSINESS UNITS?"は事業部門と本社がどのようなリスク負担を行うのか、それによって企業の一部門にとどまるのか、それとも独立するのかについてモデルで表したものである。これによって、企業ベンチャーなどでどのようなリスク負担を行うべきかの理論的根拠を示せたのではないかと考えている。