研究課題
基盤研究(C)
嚥下機能の低下により液体が誤嚥するときには、とろみをつけて対応するが、測定方法が確立していないため、とろみの比較は官能試験に頼るしかなかった。そこで、測定方法の確立を目指した。高齢者を対象とした検討で得られた、飲み込みやすいと感じる粘度を基に官能検査を行い、この粘度での官能試験結果を反映できるずり速度は、50-130 s-1であることがわかった。アメリカ等では、嚥下困難者に提供する試料の測定は、ずり速度50 s-1で行われている。そこで、海外との情報交換可能なずり速度50 s-1を常法とする提案を行い、日本摂食嚥下リハビリテーション学会(会員数10000名)のとろみの測定方法に採用された。
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