研究課題
若手研究(B)
ヒト多発性骨髄腫(MM)腫瘍細胞自身におけるVE-cadherin発現は、骨髄液を用いたフローサイトメトリー法、および骨髄組織を用いた免疫組織化学法において認められなかったことより、その可能性は低いと考えられた。一方、MMにおける他の血管新生関連分子の一つと報告されているinterleukin-8に関与が示されているCD28に関しては、再発・治療抵抗性MMに高発現しており、種々の細胞株においてボルテゾミブ耐性を有する可能性が示唆された。
血液内科