研究課題/領域番号 |
26560153
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
早川 裕弌 東京大学, 空間情報科学研究センター, 准教授 (70549443)
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連携研究者 |
小花和 宏之 株式会社ビジョンテック, 主席研究員 (10422205)
鳴橋 龍太郎 東京大学, 地震研究所, 研究員 (00649155)
吉田 英嗣 明治大学, 文学部, 准教授 (90548116)
財城 真寿美 成蹊大学, 経済学部, 准教授 (50534054)
奥村 晃史 広島大学, 文学研究科, 教授 (10291478)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 災害 / 古環境 / 考古遺跡 / 気候変動 / 活断層・古地震 / 岩屑なだれ堆積物 / 地理情報システム / 高精細地形情報 |
研究成果の概要 |
数千年に一度といった大規模低頻度な自然災害は,自然地理学的あるいは地質学的アプローチからその実態を解明する必要がある。本研究では,豊富な考古学資料から数千年前の明確な文化の断絶が立証されているものの,同時期に大規模な環境変化が報告されていない中央アナトリアの一地域において,長期的な災害履歴・古環境変動を調査し,それらが文化変容に与えた影響を検討した。とくに,火山の山体崩壊や活断層に関する古災害の可能性が明らかとなった。これは,同地域で将来的に起こりうる自然災害に関して,今後の都市開発と防災・減災策を検討するための基礎情報として提供される。
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自由記述の分野 |
自然地理学
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