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簡便かつ高精度に測定出来る人体体積計の開発とその医学的応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07557035
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分展開研究
研究分野 衛生学
研究機関日本大学

研究代表者

谷島 一嘉 (1997)  日本大学, 医学部, 教授 (40010029)

伊藤 雅夫 (1995-1996)  日本大学, 医学部, 助教授 (40059887)

研究分担者 渡辺 直隆  日本大学, 工学部, 助教授 (20120595)
伊藤 雅夫  東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (40059887)
丸 瑠璃子  日本大学, 医学部, 講師 (20059091)
谷島 一嘉  日本大学, 医学部, 教授 (40010029)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
13,900千円 (直接経費: 13,900千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1995年度: 6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
キーワードヘリウムガス / 体容積 / 体比重 / 肥満 / 人体体積計 / ヘリウムガス置換方式 / 体密度 / 体脂肪 / 肥満判定 / 肥満測定
研究概要

本研究の目的は、ヘリウムガス置換方式の体容積計を開発し、日常的に体容積を測定できるようにすることである。'95にはヘリウムガス置換方式の体容積計を設計、試作し、測定精度に影響するパラメータの条件を検証した。また'96,'97の2年にわたり、計測を繰り返しながら問題点の抽出と改良を加え、水中体重法との比較からヘリウムガス置換方式の妥当性について検証した。その結果、精度を向上させるためには幾つかの改良点を残しているが、被検者には全く苦痛を与えずに体容積を計測出来る確証を得るに至っている。
健康な男子大学生15名による水中体重法とHeガス置換法との体容積の結果を比較した。水中体重法による体容積と体重との相関係数は0.9975と極めて高い相関性が認められている。しかし、He置換法による体容積と体重の相関係数は0.9672であり、水中体重法に比べると低い値が示されている。そもそも体容積と体重はほとんど同じパラメータであるため高い相関性が認められる理屈であり、一部の被検者における計測の失敗が全体での相関性を低くしている結果であった。体容積に関して水中体重法とHeガス置換法の結果を比較したところその相関係数は0.9661であり、一部の高い相関性が認められているものの、Heガス置換法の精度上に問題が残されていると思われる。

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 伊藤雅夫、谷島一嘉他: "ヘリウムガス置換方式による体比重の測定" 日本衛生学会雑誌. 52・1. 267 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ito, M.: "Measurements of body density with helium gas displacement method" Japanese Journal of Hygiene. 52-1. 425 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 伊藤雅夫、谷島一嘉他: "ヘリウムガス置換方式による体比重の測定" 日本衛生学会雑誌. 52・1. 267 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 伊藤雅夫: "ヘルウムガス置換方式による体比重の測定" 日本衛生学雑誌. 52・1. (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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