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チョウ目昆虫を用いた光周性制御遺伝子の網羅的検索

研究課題

研究課題/領域番号 17K08151
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 昆虫科学
研究機関神戸大学

研究代表者

坂本 克彦  神戸大学, バイオシグナル総合研究センター, 教授 (40416673)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード光周性 / 遺伝子 / 昆虫 / 休眠 / 生理
研究成果の概要

本研究では、昆虫の光周性(日長応答性)研究のモデルである、チョウ目のサクサンとカイコを実験対象とし、光周性に関与する遺伝子のスクリーニングを試みた。具体的には、短日刺激群と長日刺激群の間で脳内遺伝子発現プロファイルを、次世代シーケンサを用いて網羅的に比較し、日長変化に応答して発現変動を示す遺伝子を探索した。そして、得られた候補遺伝子に対して、RNAi法による機能抑制実験を行い、目的遺伝子の絞り込み/同定を行った。その結果、光周性に関与する可能性がある遺伝子を、サクサンで2つ、カイコで2つ、得ることができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の研究では、昆虫の光周性に関与することがこれまでに知られていなかった新規遺伝子が複数得られた。光周性を制御する分子メカニズムの解明に一歩近づいたと言える。昆虫光周性の解明が進めば、光周性制御機構を作用点とした農薬の開発が期待できる。こうした農薬は、光周性をもたないヒトにとっては、比較的安全である可能性が高い。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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