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ニワトリの骨格筋重量の増大を司るインスリンとIGF-1の生理的役割の違い

研究課題

研究課題/領域番号 18K14568
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分42010:動物生産科学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

實安 隆興  神戸大学, 農学研究科, 助教 (20721236)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワードニワトリ / インスリン / IGF-1 / 骨格筋 / Akt / S6
研究成果の概要

骨格筋が産生するIGF-1が筋分化や筋タンパク質代謝調節に及ぼす影響を明らかにする目的で、ニワトリ胚より採取した筋芽細胞、及びそれを用いて形成させた筋管細胞のIGF-1を siRNAでノックダウンし、筋分化関連遺伝子の発現量や、タンパク質代謝調節に関与するAktやErkのリン酸化の割合を調べた。その結果、IGF-1 siRNAにより、調べた全ての筋分化関連遺伝子の発現量、及びAktとErkのリン酸化の割合が有意に低い値を示した。これらのことから、骨格筋由来のIGF-1は、筋分化関連遺伝子の発現調節や、骨格筋のタンパク質代謝調節に重要な役割を果たしていることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

骨格筋IGF-1は骨格筋の成長(筋形成と筋肥大)に重要であると考えられているが、それは骨格筋にIGF-1を過剰発現させた実験動物、及び筋細胞の培養液中にIGF-1を添加したin vitro実験等によって示唆されていることであり、骨格筋で本来作られるだけのIGF-1が筋分化や骨格筋のタンパク質代謝調節に影響を及ぼし得るのか不明であった。本研究により、骨格筋が作るIGF-1は、筋分化や骨格筋のタンパク質代謝調節に関与していることが示された。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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