研究課題/領域番号 |
24540390
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
佐藤 譲 北海道大学, 電子科学研究所, 准教授 (30342794)
|
研究分担者 |
角 広輝 (角 大輝) 大阪大学, 理学研究科, 准教授 (40313324)
矢野 孝次 京都大学, 理学研究科, 准教授 (80467646)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | ランダム力学系理論 / 雑音誘起現象 / 非線形時系列解析 / ランダム力学系 / 確率カオス / 確率的カオス / 数理物理 / カオス |
研究成果の概要 |
近年、多重雑音誘起転移、統計的周期性、雑音誘起再現性といったこれまでに知られていなかった雑音誘起現象が広いクラスの非線形系に偏在することがわかってきました。本研究の目的は「雑音誘起現象論」の体系化を進めるとともに、確率カオスを含むランダム力学系における複雑現象を定量的に分析することにあります。以下の(1)-(3)が主な研究成果です。(1)多重雑音誘起現象、統計的周期性、雑音誘起再現性の普遍性が数値検証されました。(2) ヒト脳波、ダイス投げの実験時系列解析とランダム力学系モデリングを行いました。(3)確率共鳴、雑音誘起カオスを分岐理論的に、統計的周期性をエルゴード理論的に定式化しました。
|