研究課題/領域番号 |
24570028
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
小池 一彦 広島大学, 生物圏科学研究科, 准教授 (30265722)
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研究分担者 |
山下 洋 独立行政法人水産総合研究センター, 西海区水産研究所, 研究員 (00583147)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | サンゴ / さんご礁 / 褐虫藻 / サンゴの白化 / ゾーザンテラ / 渦鞭毛藻 / 白化 / ストレス |
研究成果の概要 |
温度ストレス環境下における造礁性サンゴからの共生藻(褐虫藻)の放出現象を観察した。その結果,ストレスがかかっていない状態においてもサンゴは褐虫藻を放出していること,放出された褐虫藻の半分は消化されていることがわかった。ここに穏和な温度ストレスを与えると消化褐虫藻の放出割合が増加すると共に,その後,正常な形態ではあるが光合成系に著しくダメージを受けた褐虫藻が多く放出されるようになることもわかった。これは温度ダメージを受けた褐虫藻を速やかに除去するサンゴに備わった機構だと思われた。また,非ストレス状態では健常な褐虫藻も多く排出されており,これらは次なるサンゴへの共生ソースとなると思われた。
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