研究課題/領域番号 |
25380407
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 一橋大学 (2015-2016) 東京経済大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
安田 行宏 一橋大学, 大学院商学研究科, 教授 (10349524)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | リスク・テイク / デリバティブ利用 / リスク情報開示 / ストック・オプション / リスクテイク / リスク情報 / ディスクロージャー / 社債 / 金融危機 / 銀行借入 / 銀行借り入れ / 企業リスク / 銀行リスク / デリバティブ |
研究成果の概要 |
本研究では銀行と企業のリスク・テイクの決定要因ついて検証を行ってきた。第一に、銀行リスクとヘッジ目的のデリバティブ利用に非線形関係があることを実証的に確認し、長期の国債を保有する銀行ほど金利スワップなどのデリバティブ需要が高いことも分かった。第二に、企業のリスク・テイクについては、リスク情報開示と企業リスクの関係について検証を行った。分析結果より、リスク情報開示が多いほど企業リスクは高いことが実証的に確認され、リスク情報の有用性を示唆する結果であった。第三に、ストック・オプション導入と決定要因を検証し、ストック・オプション導入が業界の横並び行動として行われていることを示唆する実証結果を得た。
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