研究課題/領域番号 |
26780386
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
清水 寿代 広島大学, 教育学研究科, 准教授 (90508326)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 社会的スキル / 問題行動 / 感情理解 / 抑制機能 / 教師-子ども関係 / 幼児 / 縦断研究 / 社会性 / 媒介分析 |
研究成果の概要 |
本研究では,幼児の社会性の発達に影響を及ぼす要因として感情理解と抑制機能をとりあげ,感情理解と抑制機能がかかわって問題行動が生じるというプロセスを検討した。その結果,感情理解を投入することにより,社会的スキルへの抑制制御の影響が有意に減少することが示されたものの,問題行動については,感情理解の媒介効果は認められなかった。次に,社会性の発達に影響する要因を探るために,3時点での縦断調査を実施したところ,5月から1月にかけての社会的スキルの発達及び問題行動の生起に影響を及ぼす要因として,5月での保育士との親密性が示された。幼児の社会性の発達には,保育士との関係性が重要であることが示された。
|