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検索結果: 12件 / 研究者番号: 00295784
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1.
弥生・古墳時代の辰砂および朱の四種硫黄同位体分析
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分03060:文化財科学関連
研究機関
東京大学
研究代表者
斎藤 誠史
東京大学, 総合研究博物館, 特任研究員
研究期間 (年度)
2022-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
辰砂
/
四種硫黄同位体比
/
朱
/
硫黄同位体比
研究開始時の研究の概要
辰砂を粉末化してできる朱は縄文時代から顔料として使われてきた。硫黄には四種の安定同位体が存在する。これまで遺跡や墳墓から出土する朱の産地推定は存在度が高い二種の同位体に注目して行われてきた。本研究では弥生・古墳時代の墳墓から出土した朱及び当時採掘が行われていたと推定される鉱山から採集された辰砂の四種
...
研究実績の概要
辰砂を粉末化してできる朱は縄文時代から顔料として使われてきた。硫黄には、四種の安定同位体(32S、33S、34S、および36S)が存在する。これまで遺跡や墳墓から出土する朱の産地の推定は、存在度が高い32Sと34Sの同位体比に基づいて行われてきた。本課題では、弥生・古墳時代の墳墓から出土した朱、およ
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
2.
考古遺物の材料分析と産地推定
計画研究
研究種目
学術変革領域研究(A)
審査区分
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
研究機関
明治大学
(2021, 2023-2024)
金沢大学
(2020, 2022)
研究代表者
神谷 嘉美
明治大学, 研究・知財戦略機構(生田), 研究推進員(客員研究員)
研究期間 (年度)
2020-11-19 – 2025-03-31
交付
キーワード
漆器
/
胎土分析
/
朱
/
残存デンプン粒分析
/
玉器
/
威信材
/
文化財分析
/
古代中国
/
モノづくり技術
/
産地推定
/
文理融合
/
石材
/
水銀朱
/
硫黄同位体分析
研究開始時の研究の概要
本研究は、権威の象徴として定義される「威信材」の材料分析を通して生産地を推定し、古代中国のモノづくり材料や技術拡散の実態を解明する。
研究実績の概要
本研究では有機物と無機物の威信材(漆器、水銀朱、石器・玉器、土器、残存デンプン粒)を対象として、権力の象徴はどこで生み出され伝播したのかを科学分析を通して議論する。そのため分析するモノへのアクセスは必要不可欠であるが、世界的なCOVID-19の流行拡大によって2021年度も訪中しての現地調査はできず
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
研究領域
中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ
この課題の研究成果物
雑誌論文 (21件 うち国際共著 2件、査読あり 9件、オープンアクセス 4件) 学会発表 (12件) 図書 (1件)
3.
日本における初期王陵の実態解明-「国産化という産業革命」の視点から-
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
審査区分
中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
研究機関
奈良県立橿原考古学研究所
研究代表者
岡林 孝作
奈良県立橿原考古学研究所, その他部局等, 学芸アドバイザー
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
古墳
/
巨大古墳
/
王陵
/
国産化
/
技術革新
研究開始時の研究の概要
本研究では、令和2~5年度の4ヶ年で、桜井茶臼山古墳とメスリ山古墳を中心に初期王陵の実態を解明するための総合的な調査研究を行う。具体的には、①出土遺物の考古学的・文化財科学的分析、②墳丘・埋葬施設の考古学的・文化財科学的分析、③類例等の関連資料調査を実施し、その全体像を再構成する。その上で、④得られ
...
研究実績の概要
本研究は、奈良盆地東南部に存在する巨大前方後円墳のうち、桜井茶臼山古墳とメスリ山古墳を対象に、考古学・文化財科学の研究者が協力して出土遺物の再整理や新たな視点からの分析を加えることによりその全体像を再構成する。またその成果を基盤として、巨大前方後円墳である日本の初期王陵の特質、副葬された大量の国産品
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (13件 うち国際共著 2件、査読あり 4件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (2件 うち国際学会 1件、招待講演 2件)
4.
遺跡出土アスファルトの高精度原産地推定法の開発と先史流通システムの解明
研究課題
研究種目
挑戦的研究(萌芽)
審査区分
中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
研究機関
弘前大学
研究代表者
上條 信彦
弘前大学, 人文社会科学部, 教授
研究期間 (年度)
2019-06-28 – 2023-03-31
完了
キーワード
原油
/
アスファルト
/
縄文時代
/
イオウ同位体比
/
原産地推定
/
イオウ同位体
研究開始時の研究の概要
本研究では、先史時代における天然資源の流通システムを探るうえで重要な遺跡出土アスファルトに対し、イオウ同位体比分析を用いて日本列島におけるアスファルト(原油)の高精度な原産地推定法を開発する。これにより、先史時代の天然資源利用戦略と流通の実態解明に寄与することを目的とする。分析方法は地球化学・考古学
...
研究成果の概要
本研究では、縄文時代の流通システムを探るうえで重要な遺跡出土アスファルトに対し、顕微鏡観察およびイオウ同位体比分析を通じて日本列島におけるアスファルト(原油)の高精度な原産地推定法を開発した。研究では、現代の油田採取試料を分析したのち、出土アスファルトとの比較を試み、産地推定が可能なことを明らかにし
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件) 備考 (3件)
5.
超微量硫黄同位体分析装置を用いた遺跡出土朱の産地推定の試み
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分03060:文化財科学関連
研究機関
近畿大学
研究代表者
南 武志
近畿大学, 理工学部, 非常勤講師
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
産地推定
/
遺跡
/
朱
/
硫黄同位体分析
/
超微量硫黄同位体比分析
/
超微量分析
/
遺跡出土朱
/
墳墓
研究成果の概要
超微量硫黄同位体分析装置を開発し、本装置を用いて古墳時代以前の遺跡から出土した朱の産地推定を試みた。本装置では目に見える1粒の朱、すなわちおよそ5μg、で分析が可能である。硫黄を含まない粘着テープを朱が付着している遺物に軽く押し付けてサンプリングは終了し、朱部分を粘着テープごと切り取って分析に供する
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (18件 うち国際共著 2件、査読あり 7件、オープンアクセス 5件) 学会発表 (7件 うち国際学会 1件、招待講演 1件)
6.
同位体分析法から見た墳墓出土朱の産地変遷-大和政権による朱の政治的利用-
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
文化財科学・博物館学
研究機関
近畿大学
研究代表者
南 武志
近畿大学, 理工学部, 教授
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
産地同定
/
硫黄同位体分析
/
鉛同位体分析
/
水銀同位体分析
/
墳墓出土朱
/
古墳時代
/
弥生時代
/
朱
/
硫黄同位体
/
鉛同位体
/
水銀同位体
/
産地推定
/
分析科学
/
文化財
/
墳墓
/
遺跡出土朱
研究成果の概要
弥生時代後半から古墳時代に重点を置き、墳墓より出土した朱の産地推定を硫黄・鉛・水銀同位体分析から行った。その結果、北部九州では古墳時代に入っても中国産朱と思われる朱が一部の墳墓に用いられていたが、それ以外の地域では古墳時代に入る前から国内産の朱が墳墓に使用されていた可能性が高く、古墳時代前期には東北
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件 うち国際共著 1件、査読あり 1件、オープンアクセス 1件、謝辞記載あり 6件) 学会発表 (13件 うち国際学会 1件、招待講演 4件)
7.
ヨーロッパにおけるローマ帝国時代の遺跡朱の産地同定
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化財科学
研究機関
近畿大学
研究代表者
南 武志
近畿大学, 理工学部, 教授
研究期間 (年度)
2010 – 2012
完了
キーワード
材料分析
/
産地同定
/
硫黄同位体比分析
/
ローマ帝国時代
/
遺跡
/
朱
/
ローマ帝国
/
辰砂鉱山
/
考古学
/
遺跡朱
/
ハンガリー
/
硫黄同位体
/
水銀同位体
研究概要
ヨーロッパの11 ヶ国29 辰砂鉱山鉱石を収集し、硫黄同位体比を測定したところ、値は鉱山に依存していた。硫黄同位体比と水銀同位体比分析の二次元グラフはその差がより鮮明であった。しかし、遺物より採取可能量は少ないので、硫黄同位体比分析だけでローマ帝国時代の朱の産地同定を試みた。ハンガリーのエブダ出土朱
...
この課題の研究成果物
学会発表 (4件)
8.
分析化学的手法を用いた遺跡朱の産地同定方法の開発
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化財科学
研究機関
近畿大学
研究代表者
南 武志
近畿大学, 理工学部, 准教授
研究期間 (年度)
2007 – 2008
完了
キーワード
朱
/
遺跡
/
産地同定方法
/
辰砂鉱石
/
イオウ同位体比分析
/
鉛同位体比分析
/
遺跡朱
/
産地同定
/
中国陜西省辰砂鉱石
/
三重県丹生鉱山産辰砂鉱石
/
奈良県大和水銀鉱山産辰砂鉱石
/
2次元図
/
辰砂鉱山
/
産地推定
/
中国陝西省鉱山
/
長崎県波佐見鉱山
/
鉛同位体分析
/
微量元素
研究概要
古代中国の辰砂産地である陳西省と雲南省を訪問し、辰砂鉱石を得てこれを分析した。その結果、弥生時代後期の日本海沿岸の遺跡朱は従来考えていた中国貴州省産辰砂ではなく、陳西省産辰砂の可能性が大であることが判明した。さらに、遺跡および辰砂鉱石の鉛同位体分析方法を開発した。朱(硫化水銀)はその生成時に他の金属
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち査読あり 2件) 学会発表 (6件)
9.
飛散した放射性核種・重金属をトレーサーに用いた長崎原爆の長期環境動態評価
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
環境動態解析
研究機関
近畿大学
研究代表者
山崎 秀夫
近畿大学, 理工学部, 准教授
研究期間 (年度)
2007 – 2008
完了
キーワード
底質コア
/
堆積年代
/
歴史トレンド
/
重金属汚染
/
プルトニウム
/
長崎原爆
/
長崎湾底質コア
/
球状炭化粒子
/
鉛安定同位体
/
底質
/
堆積物
/
黒い雨
/
プルトニウム同位体
/
長崎湾
/
西山貯水池
研究概要
研究成果の概要:明治維新以降のわが国の産業近代化と環境汚染の歴史的変遷を,古くから造船業などの重工業が盛んで,原爆にも被災した長崎市をフィールドにして検討した.人為的に環境に排出された汚染物質は海洋や湖沼などの底質に蓄積されるので,本研究では水圏底質コアに記録された汚染の歴史トレンドを時系列解析した
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (24件 うち査読あり 20件) 学会発表 (41件)
10.
イオウ同位体比分析を考古学資料に応用するための基礎的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化財科学
研究機関
近畿大学
研究代表者
南 武志
近畿大学, 理工学部, 助教授
研究期間 (年度)
2004 – 2005
完了
キーワード
朱
/
産地推定
/
イオウ同位体比
/
硫化水銀
/
遺跡朱
/
人造朱
/
鉱石朱
/
微量分析
/
水銀同位体比
/
超微量分析
研究概要
質量数32と34のイオウ同位体比を分析し、弥生時代〜古墳時代にかけた遺跡出土朱の産地推定を行った。本研究では以下の点が問題となっていた。(1)イオウ同位体比に産地別の違いがあるか。(2)古代産地と現在の産地でイオウ同位体比は同じか。(3)微量朱の分析は可能か。(4)人造朱はなかったのか。16年度は、
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件)
11.
朱の産地推定から見た古代国家成立過程に関する総合的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
広領域
研究機関
奈良県立橿原考古学研究所
研究代表者
今津 節生
奈良県立橿原考古学研究所, 奈良県立橿原考古学研究所資料室・保存科学研究室, 総括研究員
研究期間 (年度)
2002 – 2004
完了
キーワード
朱
/
辰砂
/
産地推定
/
イオウ同位体
/
国家成立
/
弥生時代
/
古墳時代
/
辰砂鉱石
/
微量元素
/
イオウ同位体比
研究概要
古代中国では,紀元前5世紀頃にはすでに墳墓の埋葬物に朱を使用されており,その風習が古代日本に伝わったと思われる.風習が伝達された当初は「魏志倭人伝」に記載があるように,朱そのものも中国王朝より下賜された貴重な赤色顔料であったと思われる.しかしながら朱は,我国が豊富に産出する鉱石の一つであり,北海道と
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (9件) 文献書誌 (5件)
12.
鉱山資料から見た朱銀朱産地推定のための基礎的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化財科学
研究機関
奈良県立橿原考古学研究所
研究代表者
今津 節生
奈良県立橿原考古学研究所, 資料室・保存科学研究室長, 総括研究員
研究期間 (年度)
2000 – 2001
完了
キーワード
朱
/
辰砂
/
産地推定
/
微量元素分析
/
水銀朱
/
古墳
/
微量元素
/
ICP
/
イオウ同位体比
/
辰砂鉱石
/
前期古墳
研究概要
古代人の精神生活にとって重要な役割を果たした水銀朱が、どこで採取された原料に基づくものなのかについては、それが天然のものであったか否かを含めてほとんど研究されていないのが現状であった。そこで我々は、遺跡から発見される水銀朱の産地を特定することを目的として研究を実施した。
この課題の研究成果物
文献書誌 (17件)