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検索結果: 11件 / 研究者番号: 20732902
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1.
汚染土壌の重金属濃度を下げずに生物・人への移行、蓄積、毒性影響を低減する技術
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分63030:化学物質影響関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
中山 翔太
北海道大学, 獣医学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
金属汚染
/
低減技術
/
メタボローム解析
/
エピジェネティクス解析
研究開始時の研究の概要
本研究では、「土壌や粉塵の鉛形態を人為的に改善操作することで、土壌や粉塵の鉛濃度は低下させなくても、生物に吸収される鉛量を低減可能であり、鉛曝露レベルや曝露による毒性影響を低減できるのでは無いか?」と作業仮説を立て、土壌中の微生物コミュニティ多様化や鉛の化学形態を変化させる新規手法の開発と生物におけ
...
2.
異常DNAメチル化をターゲットとした腫瘍の微小残存病変検出法と超早期診断法の確立
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分42020:獣医学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
山崎 淳平
北海道大学, 獣医学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2025-03-31
交付
キーワード
DNAメチル化
/
エピジェネティクス
/
早期診断
/
微小残存病変
/
癌
/
ゲノム
研究開始時の研究の概要
伴侶動物における悪性腫瘍は完治に至ることは困難であり、治療法そのものの改良では限界がある。そこで本研究では治療指針そのものを刷新するアプローチとして、眼に見えないレベルの腫瘍(微小病変)を検出する。
研究実績の概要
イヌの悪性黒色腫における特異的なDNAメチル化の変化を血漿中セルフリーDNAに応用し、次世代シークエンサーを用いて微小な腫瘍細胞を検出することによってイヌの悪性黒色腫の早期発見および治療後の新規方針策定につなげるため、R4年度は以下の項目について検討を行った。
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (6件 うち国際共著 2件、査読あり 6件) 学会発表 (6件 うち招待講演 1件) 産業財産権 (1件 うち外国 1件)
3.
外来性の化学物質(xenobiotics)に対する哺乳類の適応進化/変化
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
審査区分
中区分63:環境解析評価およびその関連分野
研究機関
北海道大学
研究代表者
石塚 真由美
北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-05 – 2026-03-31
交付
キーワード
シトクロムP450
/
グルクロン酸転移酵素
/
硫酸転移酵素
/
哺乳類
/
環境適応
/
グルクロン酸抱合
/
硫酸抱合
/
適応進化
/
xenobiotics
/
化学物質代謝
研究開始時の研究の概要
本研究では食性の観点および重度環境汚染域に棲息する動物を中心に、哺乳類が日常的に曝露される化学物質にどのように適応してきたのか、その進化を機能面から明らかにする。これまでの研究で構築してきた多様な動物試料を用いた研究体制を生かし、食性のユニークな動物種を対象としたウェットな実験や、データベースを用い
...
研究実績の概要
我々はこれまでの研究により、高次の動物が外来性の化学物質(Xenobiotics)への「適応」ために、化学物質の代謝や排泄など、解毒のカスケードに沿って薬物 代謝酵素などの一連の多様性を発展させてきたとの仮説を立てた。化学物質感受性には多様性があり、解毒代謝酵素の解析から、この多様性獲得の主要因は食
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (12件 うち国際共著 6件、査読あり 11件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (17件 うち国際学会 5件、招待講演 3件)
4.
尿のリンパ組織発達誘導を中心とする腎盤-腎臓病態軸
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
審査区分
中区分42:獣医学、畜産学およびその関連分野
研究機関
北海道大学
研究代表者
市居 修
北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-05 – 2025-03-31
交付
キーワード
腎臓
/
腎盤
/
尿路関連リンパ組織(UTALS/UTALT)
/
尿
/
慢性腎臓病(CKD)
/
尿路関連リンパ組織
/
UTALS/UTALT
/
ケモカイン
/
腎盤/腎盂
/
尿路上皮バリア
/
MRL/lpr
/
獣医学
/
腎盤・腎盂
/
リンパ組織
研究開始時の研究の概要
腎臓内の誘導性リンパ組織は、慢性炎症の増悪と遷延を引き起こす。これまで我々は、腎盤に尿路関連リンパ組織(UTALT)を発見し、その発達が慢性腎臓病(CKD)の進行と強く相関することを見出した。本研究では、疾患モデル動物や伴侶動物/ヒト症例の精査を基軸に、CKDにおけるUTALT発達の意義、特に腎臓の
...
研究実績の概要
ヒトと伴侶動物では、個体の高齢化に伴い慢性腎臓病(CKD)症例が増えている。CKDは糸球体や尿細管間質の慢性炎症を主体とし、難治性である。近年、腎臓内に形成された誘導性 リンパ組織による慢性炎症の増悪と遷延が問題視されている。我々は腎盤(腎盂)に尿路関連リンパ組織(UTALT/UTALS)を発見し、
...
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
この課題の研究成果物
国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (3件 うち国際共著 2件、査読あり 3件) 学会発表 (11件 うち国際学会 2件、招待講演 3件) 図書 (2件) 備考 (1件)
5.
魚類における自然免疫記憶の誘導機構の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分40040:水圏生命科学関連
研究機関
福井県立大学
研究代表者
瀧澤 文雄
福井県立大学, 海洋生物資源学部, 准教授
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
トラフグ
/
マクロファージ
/
単球
/
CSF1
/
自然免疫
/
自然免疫記憶
/
魚類
/
Trained Immunity
研究開始時の研究の概要
免疫記憶は、一度感染した病原体の記憶し、再度感染した病原体を迅速に排除する仕組みである。ワクチンは、この免疫記憶を利用する感染症予防法であり、病原体特異的な抗体が病原体に対する抵抗力の主体となっている。一方、マクロファージが広範な病原体に対する非特異的な抵抗力を長期的に増強自然免疫記憶が存在すること
...
研究実績の概要
単球・マクロファージは、自然免疫応答の中心的な白血球であり、病原体に対する初期応答の中枢を担っている。単球・マクロファージの細胞表面分子として、コロニー刺激因子1(CSF1)の受容体であるCSF1受容体(CSF1R)が知られており、魚類においてもCSF1受容体が単球・マクロファージマーカーと利用され
...
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち国際共著 2件、査読あり 3件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (16件 うち国際学会 2件) 図書 (1件)
6.
副腎-肝臓連関によるイヌ肝細胞癌発症メカニズムの解明
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分42020:獣医学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
滝口 満喜
北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2023-03-31
完了
キーワード
肝細胞癌
/
副腎肝臓連関
/
網羅的ステロイドホルモン測定
/
エピゲノム変異
/
副腎皮質機能亢進症
/
網羅的ステロイド解析
/
脂肪肝
/
肝細胞癌の発癌メカニズム
/
網羅的ステロイド測定
/
炎症のループ
研究開始時の研究の概要
犬の肝細胞癌は比較的多い疾患であり、ステロイドホルモン産生過剰を起こす副腎皮質機能亢進症は肝細胞癌発症のリスクである。これまでの研究に基づき、犬肝細胞癌における多段階発癌説 ①高濃度のステロイドホルモンへの曝露;②肝細胞の炎症;③肝臓の一部でのエピゲノム変異、を提唱する。その証明のため、①質量分析法
...
研究成果の概要
犬の代謝機能障害疾患である副腎皮質機能亢進症が肝細胞癌の発症リスクであることから、副腎ステロイドホルモンと肝細胞癌発症の関連性の解明を目指した。まずは、ステロイドホルモンの網羅的解析を可能とする液体クロマトグラフ質量分析法(LC/MS/MS)を開発した。LC/MS/MSにより19種類のステロイドホル
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (7件 うち国際学会 1件) 備考 (2件)
7.
イヌの新規ゲノムワイドDNAメチル化解析:腫瘍性疾患特異的DNAメチル化の同定
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分42020:獣医学関連
研究機関
北海道大学
研究代表者
山崎 淳平
北海道大学, 獣医学研究院, 特任准教授
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
エピジェネティクス
/
DNAメチル化
/
腫瘍
/
エピゲノム
/
臨床
/
癌
研究成果の概要
正常イヌ2頭由来の16種類の正常組織、イヌの悪性黒色腫28症例と正常犬の口腔内粘膜組織、イヌの肝細胞癌12症例と正常犬の肝細胞ならびにステロイド投与群由来サンプルについて次世代シークエンサーによる解析を行ったところ、約100,000-150,000箇所のCpGサイトのDNAメチル化の定量的な解析が可
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (5件 うち国際共著 4件、査読あり 4件) 学会発表 (5件 うち国際学会 1件、招待講演 2件)
8.
核内受容体を介した免疫記憶形成機構の解明とワクチン療法への応用
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
統合動物科学
研究機関
北海道大学
研究代表者
高田 健介
北海道大学, 獣医学研究院, 准教授
研究期間 (年度)
2017-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
T細胞
/
核内受容体
/
免疫記憶
/
生体防御
/
ワクチン
/
動物生命科学
研究成果の概要
ワクチンの基本原理である免疫記憶の詳細な成立機構は未だ解明されていない。本研究では記憶CD8+ Tリンパ球分化の過程で顕著な発現上昇を示すRORファミリー核内受容体に着目し、記憶Tリンパ球の分化および機能の制御における当該分子の関与を検討した。その結果、RORalphaがコレステロール代謝関連遺伝子
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち国際共著 2件、査読あり 5件) 学会発表 (4件 うち国際学会 1件、招待講演 2件)
9.
TRIM-SUMO-プロテアソーム経路:新たな膜蛋白質異常認識・分解機構の実証
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
獣医学
研究機関
北海道大学
研究代表者
稲葉 睦
北海道大学, 獣医学研究院, 教授
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
小胞体関連分解
/
膜タンパク質
/
プロテアソーム
/
ユビキチン
/
SUMO
/
シャペロン
/
疾患
/
品質管理
/
変異タンパク質
/
膜蛋白質
/
ユビキチン非依存性
研究成果の概要
アニオン交換輸送体バンド3変異体R664X AE1の小胞体関連分解(ERAD)は、Ub化非依存性である。本研究では、それがSUMO化にも非依存性であり、かつプロテアソーム系への関与が知られるTRIM28等のTRIMファミリータンパク質に関与が認められず、いわゆるTRIM-SUMO-11S経路は関与し
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件)
10.
イヌのリンパ腫におけるDNAメチル化のゲノムワイド解析―機序解明と臨床応用―
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
獣医学
研究機関
北海道大学
研究代表者
山崎 淳平
北海道大学, 獣医学研究科, 助教
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2017-03-31
完了
キーワード
DNAメチル化
/
エピジェネティクス
/
リンパ腫
/
エピゲノム
/
臨床
/
癌
/
ゲノム
研究成果の概要
イヌリンパ腫細胞株5株に関し、次世代シークエンサーによる解析を行ったところ、約100,000CpGサイトのDNAメチル化の定量的な解析が可能であった。また、正常血液サンプルとリンパ腫細胞株の区別が可能であった。さらに、各々のリンパ腫細胞株において1000~4000個の高メチル化部位、および3000~
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち国際共著 4件、査読あり 5件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (2件 うち国際学会 1件)
11.
TSPO2による時期特異的小胞体コレステロール蓄積と赤芽球の成熟制御
研究課題
研究種目
挑戦的萌芽研究
研究分野
獣医学
研究機関
北海道大学
研究代表者
稲葉 睦
北海道大学, 獣医学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2015-04-01 – 2017-03-31
完了
キーワード
赤血球
/
赤芽球
/
成熟
/
脱核
/
コレステロール
/
TSPO2
/
分化・成熟
研究成果の概要
成熟異常を呈する犬のHK赤血球表現型は、コレステロール代謝への関与が想定されるTSPO2遺伝子の変異により生じる。本研究では、細胞形態、細胞表面抗原、ヘモグロビン合成、細胞周期、遺伝子発現等に焦点を置き、後期赤芽球の成熟・脱核とTSPO2の関係を犬骨髄由来赤芽球、赤芽球系培養細胞を用いて解析した。そ
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (1件)