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検索結果: 9件 / 研究者番号: 30409255
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1.
ツキノワグマによる農地利用は人身事故リスクを増大させるか
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分64040:自然共生システム関連
研究機関
信州大学
研究代表者
瀧井 暁子
信州大学, 先鋭領域融合研究群山岳科学研究拠点, 助教(特定雇用)
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
ツキノワグマ
/
農地利用
/
人身事故
研究開始時の研究の概要
人里の景観構造の変化に起因するクマの分布域拡大によりクマが人里を利用した結果、一部の個体は人由来の食物に強く依存することがある。本研究では2010年以来取得中の個体レベルのクマの行動データに加え、食性履歴解析、個体間の血縁関係を用いて、いつ、何がきっかけで加害個体へと変容したのかを明らかにし、人身事
...
2.
シカくくりワナ増加がもたらすツキノワグマの肉食化と錯誤捕獲の増加
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分64040:自然共生システム関連
研究機関
国立研究開発法人森林研究・整備機構
研究代表者
中下 留美子
国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
ツキノワグマ
/
くくりワナ
/
錯誤捕獲
/
ニホンジカ
/
食性
研究開始時の研究の概要
近年、くくりワナによるツキノワグマの錯誤捕獲が増加している。その原因の一つにくくりワナによるシカ捕獲数増加があり、シカ増加による新たな問題が生じている。さらに最近、くくりワナにかかったシカに餌付くクマの報告例が増え、クマがシカを食物資源として認識し始めたと考えられる。繰り返し錯誤捕獲される個体も増え
...
3.
階層的空間アプローチによるサクラマスの遺伝的構造の時空間変動と保全単位の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分39060:生物資源保全学関連
研究機関
大分大学
研究代表者
北西 滋
大分大学, 理工学部, 准教授
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2026-03-31
交付
キーワード
生活史多型
/
マイクロサテライトDNA
/
保全
/
遺伝的構造
/
人工ふ化放流事業
研究開始時の研究の概要
サクラマスの持続的な利用には、種苗放流による資源増大と在来個体群の保全とを両立した資源管理手法の確立が重要とされており、そのためには、各地のサクラマスの生態的・遺伝的特性の理解が不可欠である。本研究では、生活史分化パターンの異なる国内の複数地域においてサクラマス在来個体群の遺伝的構造の解析・比較を行
...
4.
サクラマスを用いたテロメア長に対する親の生活史形質の影響および寿命との関連性
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分40030:水圏生産科学関連
研究機関
日本獣医生命科学大学
研究代表者
山本 俊昭
日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 教授
研究期間 (年度)
2021-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
テロメア
/
サクラマス
/
個体群間比較
/
緯度クライン
/
父性効果
/
寿命
/
生活史多型
研究開始時の研究の概要
これまでの研究においては性成熟にまで至らなかった個体がどのような要因によって死亡したのかについて未解明である。そこで本研究では、個体の寿命と関連していると考えられている染色体末端部に位置するテロメアに着目し、その長さおよび伸長作用に関連する酵素テロメラーゼの活性に対し親の生活史形質がどのように関連し
...
研究実績の概要
本研究の対象であるサクラマスの生活史には顕著な二型が見られる。ひとつは河川の成長のみで成熟に達する残留型と、もうひとつは河川で成長した後、海を回遊して再び産卵のため母川に戻ってくる降海型である。本研究では、残留型と降海型オスの精子および血液を採取し、それぞれのテロメア長をリアルタイムOCRによって解
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 3件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)
5.
生活史分化パターンの地域間変異に着目したサクラマス個体群の遺伝的構造の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分64040:自然共生システム関連
研究機関
大分大学
研究代表者
北西 滋
大分大学, 理工学部, 准教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2022-03-31
完了
キーワード
生活史多型
/
遺伝的構造
/
保全
/
生物多様性
/
マイクロサテライトDNA
/
空間スケール
/
移動分散
/
地域間変異
/
外部形態
/
分散
/
時間スケール
/
マイクロサテライト
研究開始時の研究の概要
サクラマスには降海型と河川残留型の2つの生活史があり、地域ごとに生活史の割合が異なっている。本研究では、この生活史分化パターンの地域間変異に着目し、生活史分化パターンの異なる複数地域において個体群の遺伝的構造の解析・比較を行うことにより、生活史が本種の遺伝的構造に与える影響を明らかにする。さらに、生
...
研究成果の概要
サクラマスには河川残留型と降海型の2つの生活史があり、地域ごとに両生活史の割合が異なっている。本研究では、この生活史分化パターンの地域間変異に着目し、生活史分化パターンの異なる国内3地域(北海道北部、北海道中西部、富山県)において個体群の遺伝的構造の解析・比較を行うことにより、遺伝的構造形成における
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
6.
サクラマスにおける生活史多型の遺伝的基盤の解明:代謝関連遺伝子に着目して
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分40030:水圏生産科学関連
研究機関
日本獣医生命科学大学
研究代表者
山本 俊昭
日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 准教授
研究期間 (年度)
2018-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
遺伝子発現
/
スモルト
/
生活史多型
/
RNA-seq
/
RNAseq
/
リアルタイムPCR
/
成熟
/
遺伝子発現量
/
サクラマス
/
次世代シーケンス
/
RNA発現
/
残留型
/
降海型
/
遺伝的要因
/
代謝量
/
代謝関連遺伝子
/
遺伝的基盤
/
生活史分岐
研究成果の概要
本研究では、サクラマスの生活史多型に関連する遺伝子を明らかにすることを目的に次世代シーケンスを用いたGRAS-Di解析およびRNA-seq解析を行った。その結果、本研究ではスモルト期に関連する候補遺伝子がいくつかに絞り込むことが出来た。一方で残留型としての性成熟に関連する候補遺伝子は複雑であり、相当
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 4件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)
7.
ツキノワグマの社会行動は血縁に影響されているのか
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
生態・環境
研究機関
信州大学
研究代表者
瀧井 暁子
信州大学, 先鋭領域融合研究群山岳科学研究拠点, 助教(特定雇用)
研究期間 (年度)
2017-04-01 – 2020-03-31
完了
キーワード
ツキノワグマ
/
個体間関係
/
血縁関係
/
行動生態
/
交尾期
/
GPSテレメトリー
/
交尾行動
/
GPS首輪
/
行動追跡
/
血縁度
/
DNA解析
研究成果の概要
本研究は、血縁がクマの社会関係におよぼす影響を明らかにすることを目的とし、中央アルプスにおける9ヶ年のGPSテレメトリーデータから個体間の近接関係を把握するとともに、DNA多型解析による血縁度推定から社会行動と血縁関係を明らかにした。個体同士の近接は季節に関わらず異性間および同性間で確認された。異性
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (2件 うち査読あり 2件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (9件)
8.
表現型性と遺伝子型性が一致しないサクラマスの出現要因および維持機構の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
生物資源保全学
研究機関
日本獣医生命科学大学
研究代表者
山本 俊昭
日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 准教授
研究期間 (年度)
2013-04-01 – 2016-03-31
完了
キーワード
遺伝子型性
/
表現型性
/
サクラマス
/
偽成長ホルモン遺伝子
/
成長抑制
/
性判別
/
リアルタイムPCR
/
耳石
/
性決定
/
繁殖形質
/
成長様式
/
Y染色体特異的マーカー
研究成果の概要
本研究では、生殖腺から判別した性は雌であるにも関わらず、遺伝子解析による性判別は雄になる性が不一致になる個体の出現パタンおよび維持機構に関する研究を行った。その結果、不一致個体の分布は中国地方および東北地方の集団を解析したものの出現しなかったことから、北海道の日本海側にのみ現在は分布している個体であ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち査読あり 5件、謝辞記載あり 5件) 学会発表 (3件)
9.
外来サケ科魚類の侵入に対する予防と対策の確立
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
資源保全学
研究機関
日本獣医生命科学大学
研究代表者
山本 俊昭
日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 講師
研究期間 (年度)
2006 – 2008
完了
キーワード
保全生物
/
ニジマス
/
サクラマス
/
外来種
/
河川生態系復元
/
間接効果
/
在来生物群集
/
生息環境
/
河床勾配
/
標高
研究概要
本研究では、北海道中西部に位置する厚田川にて外来種のニジマスが在来種であるサクラマスおよび在来生物群集に与える影響を評価した。その結果、河床勾配が緩やかであり、かつ標高が高い場所ほどニジマスが侵入する傾向が認められた。一方で、在来種の密度がニジマスの侵入に対して影響は認められず、サクラマスが選好する
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 3件) 学会発表 (5件)