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検索結果: 6件 / 研究者番号: 40512299
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1.
野生イルカにおいてどのような社会経験を経た個体が生存し子をうまく養育するのか?
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分90030:認知科学関連
研究機関
近畿大学
研究代表者
酒井 麻衣
近畿大学, 農学部, 講師
研究期間 (年度)
2023-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
イルカ
/
ハクジラ
/
鯨類
/
子育て
/
社会行動
/
母子
/
コドモ期
研究開始時の研究の概要
ハンドウイルカ属は、母親と一緒に過ごす期間(コドモ期)が出生から3年以上と長い。これまでに、母による授乳や遊泳のサポートが重要なのは生後数カ月から1年間程度であることがみえてきた。その後も母子が一緒にいる理由は、母や周辺個体との相互作用により社会経験を積み、社会性を発達させるためと予想できる。本研究
...
研究実績の概要
伊豆諸島御蔵島のミナミハンドウイルカ個体群において、母親と0歳児の各ペアの水中行動を分析したところ、ペアによって母子間距離に差があることが明らかになった。また、子どもが生まれて早いうちから離れて泳ぐ母親がいることがわかった。これらのことから母親によって子育て行動が異なることが考えられる。今後ペア数を
...
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
この課題の研究成果物
学会発表 (1件)
2.
複雑な社会を有するハンドウイルカ属における長いコドモ期の適応的意義の解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分90030:認知科学関連
研究機関
近畿大学
研究代表者
酒井 麻衣
近畿大学, 農学部, 講師
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2024-03-31
完了
キーワード
ハクジラ
/
イルカ
/
母子間行動
/
社会行動
/
行動発達
/
鯨類
/
子育て
/
繁殖成功
/
社会関係
/
コドモ期
研究開始時の研究の概要
ハンドウイルカ属においては、母親に依存する期間(コドモ期)が3年間以上あり、かなり長い。本研究では「母親や他個体との相互作用・社会関係が、独立後の社会関係の基盤となり、また、母親から受けた養育行動が自らが産んだ子への適切な養育行動につながることが、長いコドモ期の適応的意義である。」との仮説を検証する
...
研究成果の概要
本研究では、野生・飼育ハクジラを対象にコドモ期の相互作用の記載を行った。野生ミナミハンドウイルカでは、初産の子は経産の子よりも生存率が低かった。また、母子間の遊泳距離には個体差があることや、母・息子間で社会的性行動をすることが示された。ハンドウイルカ母子の胸ビレで相手をこするラビングは、体表面の古い
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (7件 うち査読あり 7件) 学会発表 (13件 うち国際学会 4件) 図書 (1件)
3.
行動とホルモンレベルを指標としたイルカのストレスと心理学的幸福の評価手法の開発
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
実験心理学
研究機関
近畿大学
研究代表者
酒井 麻衣
近畿大学, 農学部, 講師
研究期間 (年度)
2016-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
鯨類
/
行動
/
ストレス
/
ホルモン
/
イルカ
/
心理的幸福
/
心理学的幸福
研究成果の概要
ハクジラ亜目のホルモンレベル・行動とストレス・心理的幸福との関係を明らかにするため、行動観察および垢と血中のホルモン濃度測定を行った。対象動物は期間中大きな疾病はなく、得られた行動頻度・ホルモンレベルの時、おおむね健康な状態と言えた。顔を壁にこすりつける行動が比較的多かった期間に、血中および垢中コル
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (6件 うち査読あり 6件、オープンアクセス 2件) 学会発表 (11件)
4.
イルカは左利き-その根源を探る
研究課題
研究種目
若手研究(B)
研究分野
認知科学
研究機関
東京大学
研究代表者
酒井 麻衣
東京大学, 生命科学ネットワーク, 特任助教
研究期間 (年度)
2011
中途終了
キーワード
社会行動
/
左右性
/
動物行動学
/
認知科学
/
海洋動物
/
イルカ
/
鯨類
/
ハクジラ亜目
研究概要
伊豆諸島御蔵島のミナミハンドウイルカは、胸ビレで相手をこする社会行動(ラビング)を、左ヒレで行う傾向がある。この現象が、イルカに共通して現れる行動形式なのか、後天的に獲得された行動が伝播した個体群特有の行動形式(文化)であるのかを明らかにする。そのために、ラビングの左右性の発達・個体群間比較・種間比
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (1件 うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)
5.
接触と同調のコミュニケーション研究‐海洋動物イルカの視点から‐
研究課題
研究種目
研究活動スタート支援
研究分野
認知科学
研究機関
東京大学
研究代表者
酒井 麻衣
東京大学, 生命科学ネットワーク, 特任助教
研究期間 (年度)
2008 – 2010
完了
キーワード
社会行動
/
コミュニケーション
/
動物行動学
/
認知科学
/
海洋動物
/
イルカ
/
鯨類
/
ハクジラ亜目
研究概要
小型ハクジラ亜目は、接触や同調を用いてコミュニケーションを行う。本研究では、その詳細や発達・進化を明らかにすることを目的とし、野生個体の水中観察、飼育個体の観察、バイオロギングの3つの手法を用いて研究を行った。その結果、ミナミハンドウイルカの呼吸同調が親和的社会行動の一部であることを示した。また、マ
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (10件 うち査読あり 9件) 学会発表 (13件) 図書 (2件) 備考 (2件)
6.
日本近海に生息するミナミハンドウイルカの生態解明と保全のための基礎的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
水産学一般
研究機関
三重大学
研究代表者
吉岡 基
三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2007 – 2010
完了
キーワード
鯨類
/
ミナミハンドウイルカ
/
Tursiops
/
個体群
/
分布
/
社会行動
/
ホルモン
/
生理
/
保全
/
行動観察
/
血液性状
/
遺伝子解析
/
イルカ
/
海生哺乳類
/
生態・保全
/
衛星標識
/
鳥島
/
御蔵島
/
生態
/
水族館
/
衛星追跡
研究概要
ミナミハンドウイルカの保全のために必要な基礎情報を得るため,分布や移動経路の把握,地域個体群間の関係に関する検討,行動解析,繁殖生理値の収集を行った.その結果,(1)伊豆鳥島周辺に本種が分布し,その個体群は小笠原や御蔵島の個体群との間に関係を有すること,(2)奄美大島での調査により,本種が同島周辺を
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (16件 うち査読あり 12件) 学会発表 (54件) 図書 (2件)