• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
詳細検索

絞り込み条件

絞り込み

研究期間 (開始年度)

-

検索結果: 12件 / 研究者番号: 60632130

表示件数: 
  • 1. 情動に働く島皮質の咀嚼筋筋紡錘感覚入力部位との神経連絡から、小脳の情動部位を探る

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分57010:常態系口腔科学関連
    研究機関 宝塚医療大学
    研究代表者

    吉田 篤 宝塚医療大学, 保健医療学部, 教授

    研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31交付
    キーワード 小脳 / 情動 / 島皮質 / 大脳 / 神経トレーサー
    研究開始時の研究の概要 我々はこれまでの研究で、咀嚼筋筋紡錘感覚が情動に関連する大脳の島皮質に特異的に入力することを見つけている。そこで、未だ不明である小脳の情動関連部位も、咀嚼筋筋紡錘感覚が入力する部位であり、また、情動に関わる島皮質の咀嚼筋筋紡錘感覚入力部位からの神経連絡を受けている部位である可能性が高い、と考えた。そ ...
  • 2. 咀嚼運動の調節に携わる小脳から脳幹への投射とその調節能

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分57010:常態系口腔科学関連
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    佐藤 文彦 大阪大学, 大学院歯学研究科, 講師

    研究期間 (年度) 2023-04-01 – 2026-03-31交付
    キーワード 小脳 / 筋紡錘 / 三叉神経上核 / トゥレット症候群 / 脳深部刺激療法 / 顎運動 / 咀嚼筋 / 運動調節 / 三叉神経運動核 / 小脳核
    研究開始時の研究の概要 これまでの研究で我々は、運動の調節機能は通説以上に小脳が担っていることを再認識した。その小脳の運動調節機能は、小脳核からの運動ニューロンの存在する下位脳幹または脊髄に存在する運動ニューロンまたはその前ニューロンへの投射経路を介した出力が担っている。我々は、全身運動のモデルとして咀嚼に着目し、咀嚼運動 ...
    研究実績の概要 我々は、咀嚼筋筋紡錘(JCMS)に生じる感覚が三叉神経上核経由で、小脳中位核背外側瘤(IntDL)と内側核背外側隆起(MedDL)(jcms-IntDLとjcms-MedDLとする)に入力することを明らかにしているので、令和5年度は、深麻酔下のラットを用い、まずjcms-IntDLとjcms-Med ...
    現在までの達成度 (区分) 2: おおむね順調に進展している
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (1件 うち国際共著 1件、査読あり 1件)   学会発表 (3件)
  • 3. 小脳の情動機能に関わる神経機構を、咀嚼筋筋紡錘感覚の小脳入力の特性から探る

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分57010:常態系口腔科学関連
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    吉田 篤 大阪大学, 大学院歯学研究科, 招へい教授

    研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2025-03-31交付
    キーワード 神経回路 / システムニューロサイエンス / 咀嚼 / 筋感覚 / 深部感覚 / 小脳 / 咀嚼筋 / 情動 / 筋紡錘感覚 / 神経トレーサー
    研究開始時の研究の概要 本研究では、小脳の運動調節と情動の機能に関わる神経機構の解明を目指す。まず、咀嚼筋筋紡錘感覚の小脳入力部位を同定し、さらにその特徴を形態学的ならびに電気生理学的に明らかにする。次に、この小脳部位が、運動調節のみでなく、情動に関与する部位であることを示すため、我々の先行研究で咀嚼筋筋紡錘感覚が入力する ...
    研究実績の概要 令和3年度の実験では、ラットを用い、咬筋に生じる筋紡錘感覚が入力する三叉神経上核(Su5)のニューロンは、両側の小脳皮質半球部、特に小脳皮質第VIの単小葉B(Sim B)、第VII小葉の第二脚(Crus II)、第X小葉の片葉(Flocculus)の3カ所に強く投射した。これらの3部位に投射するニュ ...
    現在までの達成度 (区分) 3: やや遅れている
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (9件 うち国際共著 6件、査読あり 9件、オープンアクセス 6件)   学会発表 (14件 うち国際学会 4件)
  • 4. 閉口筋筋紡錘感覚の視床髄板内核群への伝達とトゥレット症候群治療機序との関連

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    審査区分 小区分57010:常態系口腔科学関連
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    佐藤 文彦 大阪大学, 大学院歯学研究科, 講師

    研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31完了
    キーワード 筋紡錘感覚 / 視床髄板内核群 / 三叉神経上核 / トゥレット症候群 / OPC / 脳深部刺激療法 / 顎運動 / 咀嚼筋 / 運動調節 / 三叉神経運動核 / 小脳核 / 小脳 / 筋紡錘 / 深部感覚
    研究開始時の研究の概要 重症のトゥレット症候群(TS)患者の症状が歯科スプリントの咬合で軽快することが先日発 表されたが、歯科スプリントの咬合で賦活される閉口筋筋紡錘感覚が髄板内核群に伝達され る可能性を示唆している。本研究では、ラットを用い、閉口筋筋紡錘感覚の視床髄板内核群への伝達の有無とその様態の解明を目指した。閉口筋 ...
    研究成果の概要 本研究によって、(1)視床髄板内核中に、中心傍核から独立したOPCという細胞群が同定できた。(2)閉口筋筋紡錘感覚が、三叉神経上核を経て両側のOPCに特異的に伝達された後、(3)OPCから大脳皮質の一次体性感覚野と二次体性感覚野、顆粒性島皮質に至る経路が解明された。(4)この大脳皮質への経路は、閉口 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち国際共著 5件、査読あり 5件、オープンアクセス 4件)   学会発表 (17件 うち国際学会 3件)
  • 5. 閉口筋筋紡錘感覚の脳内経路を解明し、トゥレット症候群のスプリント治療の根拠を得る

    研究課題

    研究種目

    国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))

    審査区分 中区分57:口腔科学およびその関連分野
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    吉田 篤 大阪大学, 歯学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2018-10-09 – 2022-03-31完了
    キーワード シナプス / 神経回路 / 筋感覚 / スプリント / 小脳 / 脳
    研究成果の概要 視床の後内側腹側核と髄板内核のoval paracentral nucleus(OPC)を介して咬筋筋紡錘感覚が大脳皮質に伝達されることの電子顕微観察による確証は、コロナウイルス禍のため訪韓できなかったので得られなかった。 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (4件)   雑誌論文 (14件 うち国際共著 6件、査読あり 14件、オープンアクセス 3件)   学会発表 (31件 うち国際学会 4件)   図書 (1件)
  • 6. 革新技術で咀嚼筋感覚の脳内回路を解明し、世界のコネクトーム研究の新展開に挑戦する

    研究課題

    研究種目

    挑戦的研究(萌芽)

    審査区分 中区分57:口腔科学およびその関連分野
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    吉田 篤 大阪大学, 歯学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2020-03-31完了
    キーワード 脳神経解剖学 / 咀嚼 / 神経回路 / 三叉神経上核 / 視床投射 / 閉口筋 / システムニューロサイエンス / 筋感覚 / 深部感覚
    研究成果の概要 脳コネクトーム研究に口腔顎顔面機能の重要性を反映させるに値する研究として、咀嚼筋筋紡錘感覚が入力する三叉神経上核ニューロンの中枢投射の解明を試みた。三叉神経上核ニューロンの標識には、電気穿孔法によるプラスミドの注入とbiotinylated dextranamine(BDA)の細胞近接注入法は容易で ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (5件 うち国際共著 1件、査読あり 5件)   学会発表 (18件 うち国際学会 2件)   図書 (1件)
  • 7. 加齢変化に伴う睡眠時ブラキシズムの病態生理特性の解明と実験モデル化の検証

    研究課題

    研究種目

    挑戦的研究(萌芽)

    研究分野 口腔科学およびその関連分野
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    加藤 隆史 大阪大学, 歯学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2020-03-31完了
    キーワード 睡眠時ブラキシズム / 加齢 / 咀嚼筋活 / 顎運動 / 睡眠関連疾患 / 睡眠 / 咀嚼筋 / 顎口腔機能 / ブラキシズム / ポリソムノグラフィー / 口腔機能
    研究成果の概要 本研究では、中高年の睡眠時ブラキシズムには、若年成人と比較して異なる点として、覚醒応答の増加などの睡眠構築の分断化を認めたが、RMMAのリズム性咀嚼筋活動の発生数が変わらなかった。しかし、歯ぎしりを伴うRMMAの発生数は中高年のブラキシズムでは少なかった。したがって中高年の睡眠時ブラキシズムの病態特 ...
    この課題の研究成果物 国際共同研究 (1件)   雑誌論文 (12件 うち国際共著 1件、査読あり 8件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (20件 うち国際学会 7件、招待講演 8件)   図書 (2件)
  • 8. 咀嚼筋の感覚の小脳経由の視床投射を解明しパーキンソン病の頭部振戦の治療に貢献する

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 形態系基礎歯科学
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    佐藤 文彦 大阪大学, 歯学研究科, 助教

    研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31完了
    キーワード 脳神経解剖学 / 咀嚼 / 小脳 / 小脳核 / 三叉神経上核 / 視床投射 / 閉口筋 / 筋感覚 / 三叉神経中脳路核 / 神経トレーサー / 苔状線維 / 順行性神経トレーサー / 神経科学 / 脳・神経 / 口腔解剖学
    研究成果の概要 Parkinson症候群の振戦治療の脳深部刺激部位は、末梢から筋感覚入力と小脳からの入力の両方がある視床腹中間核(Vim)である。Vimがラットのどの部位に相当しているかを咀嚼筋筋紡錘感覚に着目して調べた。その感覚は、三叉神経上核経由で視床の後内側腹側核尾腹内側縁(VPMcvm)と髄板内核群のova ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (7件 うち国際共著 4件、査読あり 7件、オープンアクセス 1件)   学会発表 (17件 うち国際学会 3件)
  • 9. 口腔顔面機能にかかわる脳内回路を解明し、その重要性をコネクトーム研究に反映させる

    研究課題

    研究種目

    挑戦的萌芽研究

    研究分野 形態系基礎歯科学
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    吉田 篤 大阪大学, 歯学研究科, 教授

    研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31完了
    キーワード 筋感覚 / 深部感覚 / 神経回路 / コネクトーム / 三叉神経 / 島皮質 / 脳 / 視床
    研究成果の概要 本研究で次の結果を得た。(1)意識に上らない閉口筋筋紡錘感覚は、三叉神経中脳路核ニューロンによって三叉神経上核に運ばれた後、視床後腹側内側核の尾腹内側部に伝達され、さらに顆粒性島皮質の小領域に伝達された。異常な咬合がこの経路によって、情動や自律神経機能に悪影響を与え得ると考えられる。(2)他のほとん ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (9件 うち国際共著 5件、査読あり 8件、オープンアクセス 3件、謝辞記載あり 1件)   学会発表 (10件 うち国際学会 1件)
  • 10. 前頭前皮質から三叉神経尾側亜核への投射と口腔顔面痛の抑制との関連の解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(C)

    研究分野 形態系基礎歯科学
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    佐藤 文彦 大阪大学, 歯学研究科, 助教

    研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31完了
    キーワード 脳 / 神経回路 / 島皮質 / 三叉神経 / 口腔顔面痛 / 情動 / 解剖 / 歯学 / 顎 / 大脳皮質 / 前頭前皮質
    研究成果の概要 我々は、顆粒性および不全顆粒性島皮質から、口腔顔面痛が入力する三叉神経尾側亜核表層への体部位局在性を持った直接投射を明らかにしている(Sato et al., 2013)。本申請研究は、この下行路には、口腔顔面痛の上行伝達のfeedback回路となり、口腔顔面痛の上行伝達を修飾(特に抑制)するものが ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (9件 うち国際共著 5件、査読あり 9件、オープンアクセス 2件、謝辞記載あり 4件)   学会発表 (29件 うち国際学会 6件)
  • 11. 新発見された前頭前皮質-中脳路核路と口腔顔面感覚、顎運動、ストレスとの関連の解明

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 形態系基礎歯科学
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    吉田 篤 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 教授

    研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31完了
    キーワード 脳 / 神経 / 解剖 / 歯学 / 咀嚼 / 大脳皮質 / 神経トレーサー / ラット / 神経解剖学 / 三叉神経 / 筋感覚 / 顎運動 / ストレス
    研究成果の概要 ラットを用いて、咀嚼筋筋紡錘の自己受容感覚が、三叉神経中脳路核(Vmes)ニューロンによって三叉神経上核(Su5)に伝達された後、反対側の視床後内側腹側核の尾腹内側縁(VPMcvm)に伝達される事が明らかになった。更に、島皮質に伝達される可能性が示された。上行して島皮質に伝達された咀嚼筋筋紡錘感覚が ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (7件 うち国際共著 2件、査読あり 7件、オープンアクセス 7件、謝辞記載あり 5件)   学会発表 (21件 うち招待講演 1件)   備考 (1件)
  • 12. 睡眠時ブラキシズムのphenotypeに応じた発生機序の解明と症型分類指標の開発

    研究課題

    研究種目

    基盤研究(B)

    研究分野 補綴・理工系歯学
    研究機関 大阪大学
    研究代表者

    加藤 隆史 大阪大学, 歯学研究科(研究院), 講師

    研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31完了
    キーワード 睡眠 / ブラキシズム / 咀嚼筋 / 睡眠障害 / 病態生理 / 診断 / 症型分類 / 睡眠構築 / 睡眠時無呼吸症候群 / リズム性咀嚼筋活動 / 症型 / ポリソムノグラフィー / 咀嚼 / 脳波 / 筋電図 / PSG
    研究成果の概要 若年成人では、リズム性咀嚼筋活動の発生数と睡眠構築や非リズム性咀嚼筋活動の発生数との関係は認めない。しかし、無呼吸低呼吸を併発すると、咀嚼筋活動のタイプによって好発睡眠段階分布に差が生じる。中高年の睡眠関連疾患患者では、リズム性咀嚼筋活動の好発睡眠段階は類似しているが、咀嚼筋活動のタイプの比率や発生 ...
    この課題の研究成果物 雑誌論文 (10件 うち査読あり 8件、謝辞記載あり 2件)   学会発表 (23件 うち国際学会 2件、招待講演 2件)   図書 (1件)

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi