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検索結果: 13件 / 研究者番号: 80197657
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1.
ジローラモ・メーイ『古代旋法論』全4巻英訳書刊行に向けた英語注釈の整備
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分01050:美学および芸術論関連
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大学, 文芸学部, 教授
研究期間 (年度)
2024-04-01 – 2027-03-31
交付
キーワード
Mei
/
De modis
/
On the Modes
研究開始時の研究の概要
具体的な計画としては,2024年度と2025年度の研究で,Holford-Strevens氏の校閲を経て個別箇所への注釈を終え,Harvard U. P. との交渉に入る.2026年度には,出版社側の意見も参考にしながら,最終的な注釈を整備し,2027年の早い時期の刊行を目指す.
2.
メーイ『古代旋法論』の立体的全体像の提示:英語による全訳と注釈に向けて
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
審査区分
小区分01050:美学および芸術論関連
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大学, 文芸学部, 教授
研究期間 (年度)
2020-04-01 – 2024-03-31
交付
キーワード
ジローラモ・メーイ
/
Girollamo Mei
/
『古代旋法論』
/
Girolamo Mei
/
De modis
/
G.メーイ
研究開始時の研究の概要
ジローラモ・メーイ(Girolamo Mei, 1519-1594)『古代旋法論(De modis)』(1567-1573)の世界初の全訳および注釈を作成し,出版に備えることを目的とする.メーイは本書で,プトレマイオス旋法理論解釈とアリストテレース『詩学』解釈に立ち,時代をはるかに先駆ける美学思想を
...
研究実績の概要
ジローラモ・メーイ(Girolamo Mei, 1519-1594)『古代旋法論(De modis)』(1567-73,全4巻)の世界初の全訳および注釈を作成し,出版に備えることが,本研究課題全体の目的であった.そのうち2022年度の研究は,前年度中に完成した全4巻英訳第1稿の全面的見直しと注釈の作
...
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
この課題の研究成果物
雑誌論文 (3件 うち査読あり 2件、オープンアクセス 1件) 図書 (1件)
3.
詩学的虚構論と複数世界論の交叉の系譜的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分01050:美学および芸術論関連
研究機関
岡山県立大学
研究代表者
樋笠 勝士
岡山県立大学, デザイン学部, 特任教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2022-03-31
完了
キーワード
フィクション
/
複数世界
/
詩学
/
虚構
/
バウムガルテン
/
可能世界論
/
感性的美学
/
弁論術
/
虚構論(フィクション論)
/
複数世界論
/
修辞学(弁論術)
/
感性論的美学
/
虚構論(フィクション論)
/
修辞学(弁論術)
研究開始時の研究の概要
本研究は、古典美学から始まる詩学的伝統による「虚構論」と、形而上学的伝統による「複数世界論」ないし「可能世界論」とが近代のバウムガルテン美学において交叉するという史的立脚点にたち、両論を系譜的に辿ることでバウムガルテン美学の体系性に理論的かつ歴史的基礎づけを行うと共に、交叉によって成立した虚構世界論
...
研究成果の概要
哲学には「複数世界論」がある.例えば「知性界」と「感性界」という二世界説や,世界創造論から導かれた「可能世界」論がある.他方で,詩や文芸においては,例えば「イリアスの世界」として理解される「作品世界」がある.これらは「虚構世界」として「現実世界」から区別される.哲学と文学は異なる立場に立ちつつも「世
...
この課題の研究成果物
国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (31件 うち国際共著 7件、査読あり 15件、オープンアクセス 15件) 学会発表 (19件 うち国際学会 5件、招待講演 4件) 図書 (14件)
4.
古代音楽像に写し込まれた理想:思想家ジローラモ・メーイの音楽観の全容解明
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
美学・芸術諸学
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大学, 文芸学部, 教授
研究期間 (年度)
2017-04-01 – 2021-03-31
完了
キーワード
ジローラモ・メーイ
/
アリストテレース
/
『詩学』
/
『古代旋法論』
/
アリストテレース『詩学』
/
G. メーイ
/
メーイ,ジローラモ
/
メーイ
/
西洋音楽理論史
/
美学史
研究成果の概要
16世紀イタリアの人文学者ジローラモ・メーイは,世紀末のオペラ誕生に間接的に理論的基盤を与えた人物として,音楽史上に名を留めるが,そのような歴史の結果からでなく,彼の学問的営為の本体を見極めるのが,本研究の目的であった.1年の期間延長を含めた4年間の研究から,彼の古代音楽観が,音楽理論書の客観的読解
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 2件、オープンアクセス 3件) 学会発表 (3件 うち国際学会 1件) 図書 (1件)
5.
メーイ(1519-94)の芸術理論:音楽理論とアリストテレース『詩学』解釈の融合
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
美学・芸術諸学
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大学, 文芸学部, 教授
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2018-03-31
完了
キーワード
メーイ,ジローラモ
/
アリストテレース『詩学』
/
プトレマイオス『調和論』
/
メーイ、ジローラモ
/
Mei, Girolamo
/
メーイ
/
アリストテレース
/
『詩学』
/
『古代旋法論』
/
旋法論
研究成果の概要
メーイ(Girolamo Mei)は,西洋世界でそれまで不思議に交わることのなかった古代音楽理論の伝統とアリストテレース『詩学』の伝統とを初めて結び合わせた.すなわち,彼は独自の解釈によるギリシャ旋法理論を,『詩学』に見られる古代悲劇の強い情動喚起作用の説明手段とすることで,両者の融合を成し遂げた.
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (5件 うち国際共著 1件、オープンアクセス 3件、査読あり 3件) 学会発表 (4件 うち国際学会 2件) 図書 (1件)
6.
Souvenirに見る現代的消費の感性性
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
美学・美術史
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大学, 文芸学部, 教授
研究期間 (年度)
2011 – 2013
完了
キーワード
美学
/
消費
/
感性
/
souvenir
/
消費者行動研究
/
観光
研究概要
Souvenirは,観光という感性的体験を感性的なままに保存する額縁の役割を果たす.一方souvenir購買を一つの消費行為と見るなら,それは感性のための消費である.この顕著な感性的消費行動の分析から,現代的消費における感性の役割について洞察を得るのが,本研究の目的であった.
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件 うち査読あり 4件) 学会発表 (8件 うち招待講演 1件) 図書 (4件)
7.
観光行為の哲学的基礎づけによる観光美学の構築
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
美学・美術史
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大学, 文芸学部, 教授
研究期間 (年度)
2008 – 2010
完了
キーワード
美学
/
観光
/
バウムガルテン
/
感性的認識
/
あじわい
/
感性論
研究概要
観光とは快のための旅である。ところが従来の観光研究において、個人を観光に駆り立てる快の本性については、論じられなかった。その結果、社会的行動としての観光の重視と個人的行為としての観光の蔑視との間の齟齬が解消されずにいる。本研究では、観光者の写真撮影、旅先での美食とショッピングについて観光学の成果を踏
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (10件 うち査読あり 4件) 学会発表 (6件) 図書 (3件)
8.
「生活場所(ビオトープ)」の美学-自然・環境・美的文化
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
美学・美術史
研究機関
東京大学
研究代表者
西村 清和
東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授
研究期間 (年度)
2007 – 2010
完了
キーワード
自然
/
芸術
/
美的生活
/
環境
/
日本の芸術
/
都市
/
風景
/
旅行
研究概要
本研究は従来自然美論、風景論、環境美学、都市美学という評語のもとで考えられてきたさまざまな具体的、個別的諸問題領域を、日常生活の場において企てられたさまざまな美的実践としてとらえなおし、あらたな理論化を目指すものである。具体的には風景、都市景観、森林、公園、庭園、人工地盤、観光、映画ロケ地、遊芸、雨
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (77件 うち査読あり 46件) 学会発表 (59件) 図書 (24件)
9.
アリストテレース『詩学』と『弁論術』の比較に基づく新たな芸術存在論の構築
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
美学・美術史
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大学, 文芸学部, 教授
研究期間 (年度)
2004 – 2007
完了
キーワード
アリストテレース
/
『詩学』
/
『弁論術』
/
芸術
/
ヒュブリス
/
詩学
/
弁論術
/
hybris
/
美学
/
西洋古典学
/
哲学
/
芸術論
研究概要
芸術世界と現実世界の存在論的関係に光を当て,最終的には,芸術という営みが我々の現実の生にとっていかなる意味をもつかについて,ひとつの理解を得るというもくろみのもとに,アリストテレース『詩学』において提示された「蓋然的ないし必然的な」できごと連鎖の存在論的分際を,『弁論術』における「エンテューメーマ(
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (13件 うち査読あり 1件) 学会発表 (5件) 図書 (1件)
10.
アリストテレース『詩学』の文献学的・芸術哲学的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
美学(含芸術諸学)
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大学, 文芸学部, 教授
研究期間 (年度)
2000 – 2003
完了
キーワード
アリストテレース
/
詩学
/
芸術哲学
/
悲劇論
/
弁論術
/
美学
/
カタルシス
/
『詩学』
/
存在論
/
ミーメーシス
研究概要
アリストテレース『詩学』を一貫した芸術論ととらえ、芸術を彼の哲学体系に正当に位置づけることが、本研究の目的であった。
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件) 図書 (1件) 文献書誌 (8件)
11.
アリストテレース『詩学』における詩的ミーメーシスと音楽的要素
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
美学(含芸術諸学)
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大, 文芸学部, 助教授
研究期間 (年度)
1997 – 2000
完了
キーワード
アリストテレース
/
美学
/
ミーメーシス
/
古代哲学
/
『詩学』
/
ミ-メ-シス
/
カタルシス
研究概要
平成10年度の課題は,1.アリストテレース『詩学』における「カタルシス」の意味の見極め,2.アリストテレースの踏まえていた「ムーシケー」概念の内包の確定であった.前者はおおむね達成され,後者については明確な手がかりが得られた.
この課題の研究成果物
文献書誌 (6件)
12.
18世紀の西洋音楽における古典の伝統
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
美学(含芸術諸学)
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大学, 文芸学部, 助教授
研究期間 (年度)
1994 – 1996
完了
キーワード
ミ-メ-シス
/
アリストテレース
/
音楽
/
芸術概念
/
『詩学』
/
Ch.バトゥ
/
プラトーン
/
グロケイオ
/
古典の伝統
/
アリストテレース主義
/
バトゥ
/
模倣論
/
J.J.ヴィンケルマン
/
Ch.W.グルック
/
音楽上の古典主義
/
「自然」の概念
研究概要
本研究の目的は,現代の音楽観を相対化することを最終的に目指しつつ,音楽が芸術の範疇に組み入れられる前後の思想の動きを,従来音楽において軽視されてきた「古典の伝統」を軸として,探ることにあった.研究の実施に当たって,4つの問いを設定した.
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (17件)
13.
西洋音楽における古典の伝統
研究課題
研究種目
一般研究(C)
研究分野
美学(含芸術諸学)
研究機関
成城大学
研究代表者
津上 英輔
成城大学, 文芸学部, 助教授
研究期間 (年度)
1993
完了
キーワード
G.メイ
/
V.ガリレーイ
/
芸術概念
/
バロック音楽
/
古代楽譜断片
/
模倣論
/
表現論
研究概要
西洋音楽については、文学や美術とは違って、古典の伝統について語られることがほとんどなかった。しかしここにもそれが明確に存在することを明らかにし、そしてそれがどのようなありかたで後代の音楽を規定していったかを考えるのが本研究の目的であった。平成5年度の研究でその目的は半ば達成されたが、残る半ばは未達成
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (1件)