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検索結果: 13件 / 研究者番号: 90167370
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1.
文化財建造物の伝統的塗装彩色材料・技術の系譜解明と修理施工・資料活用に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
審査区分
小区分23040:建築史および意匠関連
研究機関
龍谷大学
研究代表者
北野 信彦
龍谷大学, 文学部, 教授
研究期間 (年度)
2019-04-01 – 2024-03-31
完了
キーワード
漆塗装
/
乾性油塗料(チャン塗)
/
曝露試験
/
三次元計測
/
彩色木彫
/
塗装彩色修理
/
模刻資料
/
比叡 山延暦寺根本中堂
/
塗装彩色材料の手板試料
/
紫外線曝露試験
/
Py-GC/MS分析
/
スマルト
/
文化財建造物
/
塗装彩色材料
/
生物劣化
/
鉛系顔料
/
紫色系彩色材料
/
有機染料系彩色材料
/
手板作成
/
手板試料の曝露試験
/
分光光度計調査
/
ハイパースペクトルカメラ撮影
/
塗装彩色材料・技術
/
乾性油塗料
/
紫外線曝露促進実験
/
カビなど生物劣化
/
防カビ剤
/
胡粉膠塗装
/
水溶性アクリル樹脂
/
レーキ顔料
/
手板作製
/
手板曝露劣化試験
/
復元
/
膠材料
/
黒カビ劣化
/
国産漆
/
中国産漆
/
漆箔手板曝露試験
/
チャン塗り
/
彩色復元レプリカ
/
乾性油塗装彩色
/
有機染料の色相調査
/
手板作成実験
/
桃山文化期木彫彩色
/
板絵彩色
/
東南アジア漆塗料
/
伝統的塗装彩色材料
/
資料活用
/
乾性油系(油彩系)塗料
研究開始時の研究の概要
現在、文化財建造物の漆塗装修理は極力日本産漆を使用が求められるとともに、漆塗料以外の塗装彩色修理には合成樹脂より伝統的な膠材料の使用が求められている。ところが日本産漆や膠材料の調達や使用量の算定、伝統的な金具の漆箔施工の仕様、さらには過去多用されたことが明らかとなってきた柿渋や固化不良が生じやすい乾
...
研究実績の概要
本研究では、「合成樹脂ではなく可能な限り再修理が実施し易く、歴史的価値が高い伝統的な塗装彩色材料を修理材料に採用する。このような伝統的な材料と技術を使用する意義は、建築文化財自体の保存に有効であるばかりでなく、現在では失われつつある伝統的な技術と材料をも同時に後世に伝えることが可能となりうる」という
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件 うち査読あり 2件、オープンアクセス 1件) 学会発表 (9件 うち国際学会 1件、招待講演 1件) 図書 (3件)
2.
文化財建造物の伝統的な塗装彩色材料の再評価と保存・修理・資料活用に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
建築史・意匠
研究機関
龍谷大学
(2016-2018)
独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所
(2014-2015)
研究代表者
北野 信彦
龍谷大学, 文学部, 教授
研究期間 (年度)
2014-04-01 – 2019-03-31
完了
キーワード
漆塗料
/
乾性油塗料
/
曝露試験
/
光造形樹脂レプリカ
/
塗装彩色材料
/
塗装彩色修理
/
日光東照宮陽明門
/
平等院鳳凰堂
/
漆塗装
/
乾性油系塗料
/
日本産漆塗料
/
縁付箔
/
三次元計測
/
欄間彩色
/
日光東照宮
/
文化財建造物
/
彩色復元
/
手板曝露試験
/
手板暴露試験
/
耐候性効果
/
資料活用
/
瑞巌寺
/
彩色木彫
/
欄間木彫
/
乾性油彩色
/
膠彩色
/
江戸狩野派
研究成果の概要
調査者らは「文化財建造物における塗装彩色材料の創建当初の色調や歴史的変遷、さらには伝統的な材料や技法を正当に評価して今後に役立てる基礎研究」がほとんど行われていない点に着目して幾つかの文化財建造物の塗装彩色材料の来歴に関する基礎調査を行った。その結果、部材にほんの僅かに残存する塗装彩色材料の痕跡を検
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (8件 うちオープンアクセス 3件、謝辞記載あり 3件、査読あり 1件) 学会発表 (11件 うち国際学会 1件、招待講演 4件) 図書 (5件)
3.
建築文化財における伝統的な塗装彩色材料の再評価と劣化防止に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化財科学
研究機関
独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所
研究代表者
北野 信彦
独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存修復科学センター, 室長
研究期間 (年度)
2011 – 2014
完了
キーワード
文化財建造物
/
塗装彩色材料
/
ベンガラ塗装
/
膠彩色
/
乾性油塗料
/
漆塗装
/
曝露実験
/
手板サンプル
/
日光東照宮陽明門
/
唐油彩色
/
乾性油系塗料
/
亜麻仁油
/
木造建造物
/
彩色材料
/
木彫彩色
/
乾性油
/
蜜陀技法
/
ドーサ
/
蒔絵塗装
研究成果の概要
建築文化財の外観塗装材料は劣化が著しく、修理作業時に従来の塗装材料をある程度除去してから新たに塗り替え作業を行う場合が多く、創建当初やその後の修復履歴を確認することは極めて困難であったが、塗装彩色の色調は、建造物自体のイメージを大きく左右するため大切である。さらに、近年の塗装彩色修理では、真実性を重
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (4件 うち査読あり 4件) 学会発表 (6件 うち招待講演 1件) 図書 (2件)
4.
中近世北方交易と蝦夷地の内国化に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(A)
研究分野
考古学
研究機関
弘前大学
研究代表者
関根 達人
弘前大学, 人文学部, 教授
研究期間 (年度)
2010-04-01 – 2014-03-31
完了
キーワード
アイヌ
/
物質文化
/
蝦夷地
/
中世城館
/
和人
/
石造物
/
交易
/
サハリン
/
中世
/
近世
/
内国化
/
樺太
/
考古学
/
ロシア
/
国際研究者交流
/
ロシア連邦サハリン州
/
中世城館跡
/
千島
/
北方警備
研究概要
中世・近世の多様な考古資料と文献史料の両方から、津軽海峡・宗谷海峡を越えたヒトとモノの移動の実態を明らかにすることで、歴史上、「蝦夷地」と呼ばれた北海道・サハリン・千島地域へ和人がいつ、いかなる形で進出したかを解明した。その上で、「蝦夷地」が政治的・経済的に内国化されていくプロセスを詳らかにし、そう
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (35件 うち査読あり 4件) 学会発表 (17件 うち招待講演 2件) 図書 (11件)
5.
建築文化財における外観塗装材料の変遷と新塗料開発に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化財科学
研究機関
独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所
研究代表者
北野 信彦
独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存修復科学センター・伝統技術研究室, 室長
研究期間 (年度)
2007 – 2010
完了
キーワード
建築史・意匠
/
外観塗装材料
/
漆塗装
/
赤色顔料
/
ベンガラ塗装
/
乾性油
/
桐油塗装(とうゆ塗り)
/
明礬
/
文化財科学
/
漆塗料
/
銀閣寺
/
白土
/
ベンガラ
/
建造物
/
外観塗装
/
赤土ベンガラ
/
手板サンプル
/
木造建造物部材
/
海龍王寺五重小塔
/
島田神社本殿
/
三十三間堂
/
石山寺本堂
/
浅草寺二天門
/
パイプ状ベンカラ
/
元興寺五重小塔
/
浄瑠璃寺本堂
/
蓮華王院三十三間堂
/
創建期塗装
研究概要
建築文化財の外観塗装材料や色調は、建造物自体のイメージを大きく左右する。そのため、この基礎調査は塗装修理を行う際にも大切である。本研究では、(1)個々の建造物の外観塗装材料の性質や色相、変遷に関する調査を行った。その結果、多用されたベンガラ塗装や漆塗装では時と場所に応じた塗装材料の使い分けが行われて
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (25件 うち査読あり 18件) 学会発表 (10件) 図書 (4件)
6.
北メソポタミアにおけるアッシリア文明の総合的研究
研究課題
研究種目
特定領域研究
審査区分
人文・社会系
研究機関
国士舘大学
研究代表者
沼本 宏俊
国士舘大学, 体育学部, 教授
研究期間 (年度)
2005 – 2009
完了
キーワード
アッシリア
/
楔形文字
/
粘土板文書
/
テル・タバン
/
メソポタミア
/
シリア
/
ハブール
/
中期アッシリア時代
研究概要
本計画研究はシリア北東部にあるテル・タバン遺跡の調査に研究遂行の主眼を置いた。研究期間内には同遺跡の発掘調査を実施し、新情報が記された多数の古バビロニア時代(前18世紀)、中期アッシリア時代(前13~12世紀)の楔形文字史料を発見した。これらの文字史料の解読成果により、未解明であった前2千年紀前半の
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (53件 うち査読あり 4件) 学会発表 (38件) 図書 (8件) 備考 (4件)
7.
歴史的建造物における塗装の変遷に関する研究
研究課題
研究種目
基盤研究(B)
研究分野
建築史・意匠
研究機関
独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所
研究代表者
朽津 信明
独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所, 国際文化財保存修復協力センター, 主任研究官
研究期間 (年度)
2002 – 2005
完了
キーワード
塗装
/
顔料
/
彩色
/
瓦
/
分光光度計
/
スマルト
/
ベンガラ
/
朱
/
反射スペクトル
/
非破壊分析
/
二次元分布
研究概要
歴史的建造物が、それが立てられた時代に、当時の人々の目にどのような色で見えていたかを系統的に検証した。まず、古代における建造物塗装は、瓦に付着する顔料に基づいて検討した。塗装の際にはみ出して付着したと考えられる顔料をもとに推定すると、奈良時代以前の日本においては、建造物塗装に用いられた赤色顔料として
...
この課題の研究成果物
雑誌論文 (12件) 文献書誌 (4件)
8.
劣化が著しい近世漆器の材質・技法の分析とその保存に関する研究
研究課題
研究種目
特定領域研究
審査区分
人文・社会系
研究機関
くらしき作陽大学
研究代表者
北野 信彦
くらしき作陽大学, 食文化学部, 助教授
研究期間 (年度)
2002 – 2003
完了
キーワード
文献史料
/
文化十四年
/
仁孝天皇御道具揃
/
優品漆器
/
量産漆器
/
烏の濡羽色
/
劣化現象
/
野外暴露実験
/
木取り方法
/
木胎製作
/
一括出土の漆工用具類
/
混和剤
/
球状抜け穴
/
チョーキング現象
/
亀甲断紋
/
近世漆器
研究概要
本年度は、(1)江戸時代の文献史料を用いた基本的な漆器生産技術の解明、(2)個々の出土漆器の分析、(3)以上の(1)および(2)の調査で解明された漆工技術を参考にした劣化実験用の漆塗膜手板(標準サンプル試料)の劣化実験、の3項目の調査を行った。(1)の項目では、これまでの調査で劣化が著しい近世漆器と
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (12件)
9.
日本近世食文化の実証的研究-食料残滓解体痕跡と食具使用痕跡の分析を中心として-
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化財科学
研究機関
岡山理科大学
研究代表者
富岡 直人
岡山理科大学, 理学部, 助教授
研究期間 (年度)
2001 – 2003
完了
キーワード
食文化
/
食料残滓
/
食具
/
近世考古学
/
微小部形状
/
脆弱資料
/
切創
/
食掛残滓
/
近世
/
データベース
/
日本
/
使用痕跡
/
解体痕跡
研究概要
微小部測定形状測定変位計システム(高精度CCDレーザー変位計:.計測主体・コントローラー:KEYENCE社製LE-4000、ホストコンピュータ:NEC仕製LM40H13、2軸可動ステージ:中央精機株式会社製MMC-2・MMC-K/J、表面解析プログラム:三谷商事株式会社製Tres・Valle Lit
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (9件)
10.
蒔絵漆器における劣化現象の把握とその保存に関する基礎的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化財科学
研究機関
くらしき作陽大学
研究代表者
北野 信彦
くらしき作陽大学, 食文化学部, 助教授
研究期間 (年度)
1999 – 2002
完了
キーワード
出土蒔絵漆器
/
金蒔絵粉
/
銀蒔絵粉
/
スズ蒔絵粉
/
石黄
/
劣化現象
/
材質・技法
/
保存・修復
/
手板試料(標準サンプル)
/
金蒔絵〓
/
人造石黄(As_2S_3)
/
劣化実験
/
紫外線劣化
/
蒔絵漆塗手板(標準サンプル)
/
腐食劣化
/
亜砒酸(As_2O_3)
/
塩化銀劣化現象
/
硫化銀劣化現象
研究概要
本研究では、調査可能であった近世出土蒔絵の加飾部分の材質や生成混和物を分析して、基本的な蒔絵加飾部分の劣化のメカニズムを把握した。次に、この結果を踏まえて使用される確率の高い各種蒔絵材料と、地塗り漆や下絵漆の使用顔料との相互関連性を中心に据えた蒔絵塗膜面の手板試料(標準サンプル)を作成した。その結果
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (32件)
11.
現代日本画の新岩絵具の変色原因の解明と色調回復方法確立のための基礎的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
美術史
研究機関
(財)元興寺文化財研究所
研究代表者
菅井 裕子
(財)元興寺文化財研究所, 保存科学センター, 研究員
研究期間 (年度)
1996 – 1997
完了
キーワード
日本画
/
新岩絵具
/
鉛ガラス顔料
/
変色
/
水銀朱(硫化水銀)
/
二酸化硫黄
/
硫化水素
/
色調回復
/
絵具
/
鉛ガラス
/
ホルムアルデヒド
研究概要
新岩絵具は鉛ガラスを主体し、戦後の日本画制作に多用されてきている顔料の一つである。その変色について以下の通り調査した。
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (7件)
12.
出土色漆における退色現象の把握とその保存に関する基礎的研究
研究課題
研究種目
基盤研究(C)
研究分野
文化財科学
研究機関
(財)元興寺文化財研究所
研究代表者
北野 信彦
(財)元興寺文化財研究所, 保存科学センター, 研究員
研究期間 (年度)
1995 – 1997
完了
キーワード
ロ-ハベンガラ
/
鉄丹ベンガラ
/
色漆
/
変・退色
/
パイプ状外形を呈するベンガラ
/
石黄
/
近世遺跡出土漆器資料
/
人造朱
/
黄色系漆
/
緑色系漆
/
石黄(硫化砒素As_2S_3)
/
江戸時代前期
/
江戸時代後期
/
藍(インジゴ)
/
人造石黄
/
鉄屑ベンガラ
/
パイプ型ベンガラ
/
硝石(発煙硝酸)
/
復元製作実験
/
銀蒔絵
/
黒色の変・退色
/
アルカリ性塩化物
/
色漆手板試料
/
人造朱(水銀朱)
/
人造ベンガラ
/
緑礬(ロ-ハ)
/
硫黄成分
/
加熱工程
/
水簸作業
/
黒色変化
研究概要
本研究所では出土色漆における退色現象の把握とその保存に関する基礎的調査として、(1)古文書や口承資料を参考にした江戸時代当時の漆器生産技術の復元、(2)個々の漆器資料の材質分析調査、に分けた調査を近世遺跡出土漆器資料に塗布された色漆(赤色系、黄色系、緑色系および黒色系漆)の問題を中心にとりあげた。こ
...
この課題の研究成果物
文献書誌 (16件)
13.
出土漆器における膜面劣化の把握とその保存に関する基礎的研究
研究課題
研究種目
一般研究(C)
研究分野
文化財科学
研究機関
(財)元興寺文化財研究所
研究代表者
北野 信彦
財団法人 元興寺文化財研究所, 保存科学センター, 研究員
研究期間 (年度)
1994
完了
キーワード
漆膜
/
増量剤
/
乾性油
/
澱粉質
/
フノリ
/
FT-IR分析
/
混入
/
油分抽出
研究概要
1・漆膜面試料(手坂)の作成
この課題の研究成果物
文献書誌 (3件)