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健常人における腰椎椎間板変性像とその臨床的意義の解明

Research Project

Project/Area Number 10770728
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Orthopaedic surgery
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

田口 哲也  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (90287251)

Project Period (FY) 1998 – 1999
Project Status Completed (Fiscal Year 1999)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1999: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1998: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Keywords椎間板変性 / MRI / 健常人
Research Abstract

臨床症状を呈する20代女性50人(腰椎椎間板ヘルニア38人、腰椎分離症5人、腰椎椎間板症7人)に対し、MRIを施行し、椎間板変性度をGibson分類に従って評価した。結果、全例椎間板変性を認め変性数、程度ともに有意差を認めた。椎間板高に関しては、椎間板ヘルニア例は、責任椎間の椎間高は有意に減少し、MRI上の変性とも有意な相関を認めた。しかし、椎間板症・分離症に関しては有意差を認めなかった。これらは椎間板高比・Disc indexに関しても同様であった。JOA scoreとの検討においては、椎間板ヘルニア症例において椎間板高と JOA score間には有意な相関が見られなかったが、腰痛のスコアに限定すると有意な相関が見られた。これは、椎間板症においても同様であった。分離症に関しては相関は見られなかった。今回の検討において複数の椎間板変性が見られる例では、責任椎間が特定できない場合がありその点での評価は困難であったが、単一椎間の変性例に限定した場合、やはり椎間板の変性(あるいはそれに引き続いて生じる変化)により腰痛、下肢痛が生じていると考えられた。しかし、単純X線写真およびMRIの画像上無症候性の椎間板変性との明らかな差異は認められなかった。ただ、これら症状を有する例の中にも、明らかに責任椎間ではない椎間に変性がみられることがあり、それはL5/S1に最も多く見られた。これらは前回のわれわれの報告を裏付けるデータとなっている。

Report

(2 results)
  • 1999 Annual Research Report
  • 1998 Annual Research Report

URL: 

Published: 1998-04-01   Modified: 2016-04-21  

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