ウシ胎盤停滞発生メカニズム検証-胎盤組織における細胞外マトリックス制御機構の解析
Project/Area Number |
12760207
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Applied veterinary science
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Research Institution | Obihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine |
Principal Investigator |
高木 光博 帯広畜産大学, 獣医学科, 助手 (40271746)
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Project Period (FY) |
2000 – 2001
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2001: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2000: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Keywords | ウシ / 胎盤停滞 / ホルモン / MMP |
Research Abstract |
我々はこれまでに、ウシの胎盤停滞発生メカニズムにおける内分泌学的因子の関与の有無を明らかにするために、ProstaglandinF2α(PGF2α)による分娩誘発後の胎盤組織中各種ホルモン濃度の推移を調べ、PGF2α、オキシトシンおよびオキシトシンレセプター等子宮収縮に関与するホルモンが分娩後の胎盤剥離に重要な役割を担っていることや、Endothelin-1およびAngiotensinIIも胎盤剥離に関与している可能性があることを初めて報告した。これまでの内分泌学的な検討に加え、胎盤組織中細胞外マトリックス(ECM)のコラーゲン分解に関わるマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)活性と胎盤停滞の関連性を検討するために、まずZymographyの測定系を確立し、母体および胎子由来胎盤組織中MMP活性の測定を行うことを目的として実験を行った。分娩後、6時間後および12時間後に母体-胎子胎盤結合部を摂取し、それぞれを分離した後に冷凍保存を行った。分娩後12時間を経過しても胎盤排出が見られないウシを胎盤停滞群とした。凍結したサンプルを融解後ホモジナイズして蛋白質の抽出操作を行い、得られた抽出液中のMMP活性ををZymographyを用いて測定した。得られた結果から、胎盤停滞群と胎盤正常剥離群との間のMMP活性を比較検討して、ウシ胎盤停滞発生メカニズムにおけるMMP活性の関与を明らかにするためのデータベースの作成を現在進行中である。さらに、得られたMMP活性の胎盤組織内での局在を明らかにするためのFilm in situ Zymography(FIZ)法の測定系を確立し、まず胎盤剥離前の母体-胎子胎盤組織中MMP活性の局在を明らかにすることを目的として、各妊娠月齢の妊娠ステージにおける母体-胎子胎盤組織中MMP局在に関するデータベースの作成と進行中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)