培養細胞を用いた分子生物学的アプローチによる日本人SCA7の病態究明
Project/Area Number |
13680835
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Neurochemistry/Neuropharmacology
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
津田 丈秀 東北大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (70312551)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
糸山 泰人 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30136428)
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Project Period (FY) |
2001 – 2003
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2001)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2001: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
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Keywords | c-DNA / SCA7 / mRNA / トランスフェクト |
Research Abstract |
今回、2家系のc-DNAを各種培養細胞にトランスフェクトし、つぎの2つをストラテジーとする3年間の研究計画により日本人SCA7の病態解明を行い、異常伸長ポリグルタミン鎖を含むSCA7病因蛋白から核内封入体形成までの機序とその過程での形成抑制機構のメカニズムを明らかにしていく中で各種シャペロン蛋白抗体・ユビキチン抗体を用いたウエスタンブロット法・免疫組織学的方法によりそれぞれの蛋白の定性・定量解析を行った。 その結果、発症が極めて日本人SCA7病因遺伝子の発現機序究明は他のポリグルタミン病や網膜変性疾患の病因究明と治療法確立のうえで重要である。従って、日本人2家系における患者のExpression gene(CAGリピートの異常伸長を含むc-DNA)を各種プロモーターで処理したベクターに組み込み構築を行った。そして、これらベクターをCOS-cellやretinoblastoma Y-79などの各培養細胞へのトランスフェクトを試みた。病因mRNAを確認し、同時に病因蛋白抗体を用いてウエスタンブロット法・免疫組織学的方法で病因蛋白発現を確認している。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)