Project/Area Number |
16651015
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Environmental impact assessment/Environmental policy
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Research Institution | Keisen University |
Principal Investigator |
新妻 昭夫 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 教授 (40308292)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鬼頭 秀一 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40169892)
澤登 早苗 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 講師 (20318877)
宮内 泰之 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 講師 (70352705)
篠田 真理子 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 助教授 (80409812)
松村 正治 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 講師 (90409813)
箱田 直紀 恵泉女学園大学, 人文学部, 教授 (00014952)
樋口 幸男 恵泉女学園大学, 人文学部, 助教授 (30259022)
古谷 圭一 恵泉女学園大学, 人文学部, 教授 (80087345)
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Project Period (FY) |
2004 – 2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 擬似里山環境 / クロトン / 花の代替物 / 環境心理学 / 色彩心理学 / 熱帯の庭様式 / 都市公園 / 里山 / 緑地保全 / 園芸 / ガーデニング / 余暇活動 / 市民参加 / ボランティア活動 |
Research Abstract |
研究課題をふまえ、研究分担者がそれぞれの分野で調査研究を進めた。松村正治は都市に残された谷戸景観について、宮内泰之は住宅地の垣根への補助金など緑化政策について、澤登早苗は有機農法の可能性について、また篠田真理子は日本の天然記念物制度を自然保護との関連において歴史的に考察し学位論文とした。 代表者の新妻昭夫は、研究協力者とともに、昨年度の研究課題の調査で見出した新たなテーマ「熱帯の庭様式」におけるクロトンなど葉が赤や黄色の「変り葉物」の調査を沖縄、シンガポール、インドネシアで行った。その結果、欧米や日本の公園や「庭における花の意味」に重要な示唆をあたえると考えられた。この予備調査にもとづき、このテーマの必然性と展望について以下ですこし詳しく報告したい。 昨年度の調査と議論において、都市公園や住宅の庭を「擬似里山」と見立てたとき、両者の間で共通点がきわめて弱いものとして、花壇などの色鮮やかな草花があることがわかった。ほぼ同時に、沖縄の公園・庭の調査時に、草花がほとんどなく、代わりにクロトンやコリウスなど赤や黄色の葉をもつ灌木や多年生草本が多用されていることを見出した。これらを仮に「変り葉物」と呼んでみる。図鑑などの調査で、「変化葉物」類の原産地が熱帯であること、また熱帯気候では一年生草本や球根植物など花壇などで多用される草花がきわめて少ないことがわかった。 これらの事実から、熱帯地域の庭や庭園および公園では、「花の代替物」として赤や黄色の「変り葉物」を使用しているのではという仮説がみちびきだされた。この仮説を検証すれば、「庭における色彩の意味」また里山など自然環境で色彩がもちうる意味を議論することができるようになるだろう。この問題はおそらく、「色彩心理学」よりむしろ「環境心理学」の課題のひとつと考えられる。
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Report
(2 results)
Research Products
(12 results)