Development of a phototherapy using a selective wavelength and the underlying mechanisms
Project/Area Number |
18790798
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Dermatology
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
KARIYA Kiyonori Nagoya City University, 大学院・医学研究科, 助教 (40295605)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥3,610,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2008: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | UVA1 / Narrow-band UVB / アポトーシス / アトピー性皮膚炎 |
Research Abstract |
従来のPUVA療法やUVB(Broad-band UVB)とは違い、選択的な波長を用いることで、安全性と有効性を高め難治性皮膚疾患に応用することが大きな目標である。紫外線領域のみならず可視光線領域を含め、波長ごとの光生物学的作用を検討する必要がある。これまで、UVA1によって生じる病因となるT細胞アポトーシスの検討を行ってきた。UVA1療法で皮膚の真皮に浸潤する活性化T細胞(アトピー性皮膚炎)、すなわち病因となる細胞が、アポトーシスを起こして除かれ病変が良くなることをこれまでに明らかにしている。また、悪性T細胞は、正常T細胞に比べ、明らかにUVA1に対して感受性が高くアポトーシスを起こしやすいことを明らかにしている。これはUVA1照射によって選択的に悪性T細胞にアポトーシスを起こすことを示唆した。UVAの領域におけるアポトーシスを波長ごとに詳細に解析した。さらに、制御性T細胞の誘導について、UVA1光源を用い検討を行った。UVAの領域におけるアポトーシスは、短い波長が最も強く誘導される以外、360-380nm付近で、第2のピークがあることが明らかとなった。また、制御性T細胞に関しては、CD4+CD25+Foxp3+T細胞は明らかに誘導されるものの、免疫寛容は誘導されず、照射量や繰り返し照射、さらには照射のタイミングなどをさらに検討して、最終的な結論を導き出したい。
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Report
(4 results)
Research Products
(3 results)