Project/Area Number |
18860023
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (Start-up)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Civil and environmental engineering
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
本多 了 The University of Tokyo, サステイナビリティ学連携研究機構, 特任助教 (40422456)
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,350,000 (Direct Cost: ¥1,350,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,350,000 (Direct Cost: ¥1,350,000)
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Keywords | 環境技術 / 環境調和型都市基盤整備 / 応用微生物 |
Research Abstract |
波長選択フィルターの選別について、昨年度までに現地調達可能な17種類のフィルターからカタログ仕様等から6種類の自動車用遮光フィルターを絞り込んだ。今年度は、価格および調達の容易さなどから連続処理実験に用いるものをさらに3種類に絞り込んだ。 光照射連続処理槽の人工光源としては赤外LED光源を用い、複数メーカーのものを比較検討し、日本製のものと現地調達可能で安価な中国製のものとを用いることとした。 光照射連続処理槽は日本製赤外LEDを除く部品はすべて現地調達資材にて作成した。 作成した光照射連続処理槽にて紅色非硫黄細菌の培養を行った。その結果、選別した赤外LED照射にて紅色非硫黄細菌が増殖可能であることが分かった。 また、現地工場の廃水処理施設から採取した試料より、紅色非硫黄細菌の現地野生株の集積培養をおこなった。その結果、Rhodopseudomonas palustris, Rhodobacter sphaeroides, Rhodobacter capsulatusほか全7種の菌種の存在が確認された。もっとも多かった菌種はRhodopseudomonas palustrisで、つづいて、Rhodopseudomonas julia, Rhodobacter sphaeroidesがつづいた。 今後、本研究で建造した光照射連続処理槽をもちいて廃水処理実験を継続し、波長選択フィルターおよび赤外LEDに求められる工学的条件についても検討していく。
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