Mechanism Design for Self-Organized Crowdsourcing
Project/Area Number |
18H03299
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 61030:Intelligent informatics-related
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Research Institution | Nagoya Institute of Technology (2021-2022) National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (2018-2020) |
Principal Investigator |
櫻井 祐子 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10396137)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横尾 真 九州大学, システム情報科学研究院, 教授 (20380678)
篠田 正人 奈良女子大学, 自然科学系, 教授 (50271044)
松田 昌史 日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所, 協創情報研究部, 研究主任 (60396140)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥14,950,000 (Direct Cost: ¥11,500,000、Indirect Cost: ¥3,450,000)
Fiscal Year 2021: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2020: ¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2019: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2018: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
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Keywords | マルチエージェントシステム / ヒューマンコンピュテーション / クラウドソーシング / メカニズム設計 / 人工知能 / チーム編成問題 / チーム編成 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研研究課題の目的は,インターネット上において,多数の人々が自律的に協力することによって,個人では実行不可能な大規模かつ複雑な作業を効率的に行うためのメカニズム設計技術を確立することである.まず,パブリックプロジェクトを対象にした費用分担についてディープラーニングを用いた自動メカニズム設計技法の提案を行った.これはクラウドワーカらの報酬分担にも拡張が可能である.本研究成果は,マルチエージェントシステムのトップ国際会議(AAMAS-2021)に採択された.次に,クラウドワーカのチーム編成問題に関して効率的な解法の提案を行った.最適なチーム編成を見つけることはNP完全問題として知られている.この問題について整数線形計画問題として定式化したが,クラウドワーカ間の関係を考慮することで,制約条件を削減することに成功し,効率的に解を求めることが可能となった.本研究成果は,国際論文誌 Constraintsに採録された.また,クラウドワーカらの意見統合方法に関する研究を行った.人々のメタ認知を考慮した投票方法に着目し,人々のメタ認知の形成とソーシャルネットワークとの関係性などを計算機実験によって分析を行った.本研究成果は,国内学会にて発表を行った.このように,2021年度及び,研究期間を延長して実施した2022年度では,クラウドワーカらへ報酬配分,チーム編成,意見集約に関して研究を行い,研究成果を得ることができた.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2021年度はCOVID-19の影響によって国内外の会議が中止となったため,研究計画通りに研究成果を発表することができなかった.しかしながら,マルチエージェントシステムの難関国際会議での採択や国際論文誌での採択など,着実に研究成果を挙げることができ,おおむね順調に進展している.
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Strategy for Future Research Activity |
匿名環境下での大規模な組織化の基盤技術の構築という目標を達成するために,効率的な組織運営のための作業品質制御技術の更なる拡張,セキュアなプラットフォーム基盤の開発に必要な要素技術の開発,実応用に向けた実験を行っていく.
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Report
(3 results)
Research Products
(24 results)