外国人家事支援人材に対する日本語教育・日本語学習支援プログラムの開発
Project/Area Number |
18K00699
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02090:Japanese language education-related
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
今西 利之 京都産業大学, 外国語学部, 教授 (50332888)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 史央 京都産業大学, 外国語学部, 准教授 (70340437)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2019: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2018: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 外国人家事支援人材 / 日本語教育 / 日本語学習支援 / 日本語教育カリキュラムの策定 / 日本語教育プログラムの開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
令和4年度は、家事支援人材としての個別の業務経験の有無、現状の言語能力での業務の難易度、業務上の必要性、及び外国人家事支援人材の属性や自身の日本語能力に対する自己評価などを問うた「家事支援業務に関するアンケート調査」の回答内容の分析を行った。これにより、外国人家事支援人材に対する日本語教育・日本語学習支援プログラムにおける学習者のニーズに基づいたシラバス、カリキュラム作成のための基礎資料の一部を得ることができた。 具体的には、経験及び必要性の数値が高く、難易度の数値が低い項目(以下、カテゴリー1)、経験の数値が低く、難易度及び必要性の数値が高い項目(以下、カテゴリー2)、経験及び必要性の数値が低く、難易度の数値が高い項目(以下カテゴリー3)に大きく3つのカテゴリーがあること、「カテゴリー1」は、大半が非対面での行動であり、メモ・文書の作成も含め、手順のパターン化・マニュアル化が可能な定型業務であること、「カテゴリー2」は、対面接触場面での行動が含まれ、状況に即した自己判断を伴う対応を必要とし、メモ・文書の作成も含めパターン化・マニュアル化しにくい非定型業務であること、「カテゴリー3」は、対面接触場面でのより複雑な非定型業務であり、依頼主と関わりのある人の安全や人間関係等に影響を及ぼすものであることが明らかになった。なお、この成果は、「第25 回専門日本語教育学会研究討論会」において口頭発表を行った。 また、外国人家事支援人材受け入れに関する政府や関係機関の最新の動向等について情報収集を行うとともに、外国人家事支援人材受入企業と交渉を行い、今後の研究への具体的な協力依頼と研究の進め方について引き続き協議した。 しかし、コロナ禍による国内での不要不急の移動の自粛、海外渡航の見合わせの影響を受け、予定していた、対面でのインタビュー調査や渡日前研修の現地調査等を行うことができなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍が終息に向かい、これにともなった外国人家事支援人材の入国が再開され始めたが、その結果、研究協力をお願いしている外国人家事支援人材の受入れ企業がこれまで止まっていた受入れ業務を一度に再開することとなったため業務多忙となった。これにより、国内での最低限の本研究への協力は得られたものの、より突っ込んだ協力を得られないとともに、海外渡航による、外国人家事支援人材の入国前の日本語研修等の調査も見合わせざるを得なかった。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍の終息を踏まえ、外国人家事支援人材の受け入れ企業での対面調査及び、海外に赴いての調査を本格的に行うとともに、これまでに得られたデータや文字資料を基にしつつ、教育内容、シラバス、カリキュラム等を策定を行いつつ、オンラインでの学習が可能な教材のパイロット版を作成する予定である。
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Report
(5 results)
Research Products
(2 results)