Development and evaluation of birth animation software for maternal safety and satisfying of maternal and husbands
Project/Area Number |
18K10409
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Osaka Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
佐々木 綾子 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (00313742)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹 明美 大阪医科薬科大学, 看護学部, 講師 (30344568)
大道 正英 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (10283764)
土手 友太郎 大阪医科薬科大学, 看護学部, 教授 (10257868)
近澤 幸 大阪医科薬科大学, 看護学部, 講師 (90826306)
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Project Period (FY) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2018: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | 分娩アニメーションソフト / 産婦 / 夫立ち合い分娩 / 満足 / 夫 / 3次元アニメーション / 分娩 |
Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染症(以下コロナ禍)の影響により、データ収集施設の夫立ち合い分娩が中止となり、データ収集が中断した。このため、日本の流行下における分娩への影響に関する文献検討を行い2023年度につなげることとした。文献検討により,コロナ禍が分娩に与える影響について明らかにし,支援のあり方を検討することを目的とした。医中誌WEB版,CiNii,ハンドサーチにより会議録を除く新型コロナウイルス感染症,分娩,影響をキーワードとし,2020年から2022年に発表された調査文献を検索し国内14文献を対象に分析した。その結果,以下のことが明らかになった。1.コロナ禍が分娩に与える影響としては,1)帝王切開術への影響,2)立ち会い分娩への影響,3)分娩時のマスク着用への影響,4)面会制限への影響,5)出生後の新生児管理への影響,6)里帰り出産への影響,があった。影響要因として,厚生労働省,学会指針による感染予防対策があげられた。立ち会い分娩,面会制限に対する対応として,オンライン立ち会い分娩,面会が行われていた。2.コロナ禍により帝王切開術となった産婦や家族を対象とした研究,出生後の母子分離,面会制限の短期・長期的な影響に関する研究の必要性が示唆された。以上の結果,考察から看護の課題として,感染が理由で経膣分娩の可能性があるにも関わらず,帝王切開術となったこと,立ち会い分娩,面会制限により,母子の接触という通常の愛着関係,父親役割を促進する支援ができなくなったことが明らかとなった。また,思い描いた分娩ができなくなったことについては,バースレビューの重要性が再認識された。さらに夫,家族への支援も必要であった。補完することとして,オンラインなどが活用され新たな支援方法が発展する機会ともなった。今後も通信システムを利用した支援が期待される。これらの結果をもとに2023年度研究を実施する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響により、データ収集施設の夫立ち合い分娩が中止となり、データ収集が中断した。
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Strategy for Future Research Activity |
1. 研究の方法1) 研究デザイン: 横断介入研究、2) 研究期間:2023年4月から2023年12月。3) データ収集方法と手続き:(1) データ収集方法 介入群(産婦と夫)40組:① 妊娠末期:共同研究者(助産師)が参加者に研究参加の依頼・説明し、説明書を渡す。② 分娩入院時:研究協力者(助産師)が同意書提出を依頼、同意書確認する。③ 分娩第1 期(陣痛周期10 分毎の陣痛発来から子宮口全開大まで)2 期(子宮口全開大から胎児娩出まで):共同研究者(助産師)が「分娩アニメーション」をインストールしたタブレットを用い、内診後分娩経過を説明する。④ 内診所見は、研究協力者(助産師)が診療録のパルトグラム(分娩経過図)に記録する。⑤ 産褥1日目:研究協力者(助産師)が、褥婦と夫に無記名自記式質問紙を配付する。内容は、対象の特性、妊娠中の分娩経過理解度、分娩状況、分娩後の分娩経過理解度、出産体験自己評価尺度(短縮版)(褥婦のみ)、出産体験満足度(夫のみ)、分娩アニメーションの評価(多肢選択法、リッカート法)、自由意見である。回収は、質問紙に添付した封筒に回答した質問票を入れ、病棟内の他者の目に触れにくい場所に設置した回収箱で回収 する。⑥ 産褥4日目の個別退院指導時:研究協力者(助産師)が褥婦に通常業務のバースレビュー(出産の振り返り)を行い、分娩経過に対する質問を受ける。 ⑦研究責任者が、1回/2週を目安に、調査用紙を回収する。 2.介入効果を検証する。成果をまとめ分娩アニメーションソフトを公表、普及する。
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Report
(5 results)
Research Products
(4 results)